日本国内では大型ながら中途半端な排気量から若干不人気車となってる「600ccスポーツ」ですが、
カワサキ「ZX-6R」(2013年モデル)に乗ってたボクとしては「600ccスポーツ」の魅力を伝えたいです。(笑)
まず、パワーに関してですが、
1.000ccスーパースポーツが180ps以上あることを考えると多少パワー面では劣りますが、
一般道、高速道路やサーキット走行で「一般的な運転能力の持ち主」なら、
確実に「600ccスポーツ」の方が上手く乗れますし、持て余し気味な部分が少ないです。
また国産400ccスポーツと比べ、200ccしか排気量の差がないのに、
パワーに関しては逆輸入車なら最高出力が120ps以上を誇っているので、
その扱いは400ccとは比べものにならないぐらい速いです。
逆に1.000ccスーパースポーツとは400ccも差があるのに、
どちらかと言えば、速さに対する感覚は確実に1.000ccスーパースポーツに近いですね。
次に装備に関してですが、
「600ccスーパースポーツ」なら1.000ccクラスとほぼ同じ装備が標準化されています。
現在の現行車種なら走行モード切替や、
スリッパークラッチやトラクションコントロールシステムなども搭載されいますし、
ABSは当然装備されています、お宝パーツも満載ですしね!(笑)
また、車格や車重ですが、
1.000ccスーパースポーツと並べてみると、パっと見ほとんど同じに見えます。
タイヤサイズやカウル関係が、ほぼほぼ同じだからなんですよね。
ただし、カウルを外すとエンジンの大きさや詰まり感が違うと言った感じです。
その分、車重が軽いので扱いやすいと言ったところです。
とにかく、圧倒されることなく乗れるという訳です。
有り余るパワーに、若干持て余し気味な1.000ccスーパースポーツに対し、
「600ccスポーツ」はしっかりスロットルを開けて走ることが出来る点が良いんですよね。
クラッチも比較的軽いですし、
乗ることに重点を置くなら「600ccスポーツ」がオススメです。
見栄を張ることだけを考えて、乗り切れない1.000ccスーパースポーツに乗るくらいなら、
運転の楽しさが味わえる「600ccスポーツ」の方がボクは好きです。
しかも、200万円を超える価格が平均化されてる1.000ccスーパースポーツに対して、
逆輸入車でも150万円以内で購入出来るところも良いんですよね
個人的には「その差額ほどマシンに差がない」と思っています。
とにかく排気量が中途半端という意識で「600ccスポーツ」を見るのではなく、
是非とも「トータル的に優れているバイク」という目線で見て欲しいんですよね!