大崎農業改良普及センター管内では,4つの組織が水稲種子生産に取り組んでおり,県内の約6割の種子場を担っています。
普及センターでは,4月下旬に4日間かけて,管内全体で合計134名の採種農家の育苗ハウスを全戸巡回し,管理状況や生育状況を確認しました。各採種組織とも,育苗ハウス掲示用の見取り図や品種名を記した立て札が設置され,管理が徹底されています。苗の生育も良好であり,5月中旬に順調に田植えを迎えられる状況でした。
引き続き,普及センターでは,採種組合独自のGAP管理等に基づいて異品種混入や病害虫の侵入防止を徹底させて,採種農家の良質種子生産を支援していきます。