宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

稲井のそらまめ花盛り!

2017年05月18日 13時06分52秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

  石巻市の東部に位置する稲井地区は,冬季に季節風の影響を受けにくく,比較的温暖で冬の訪れが他より遅いため,年内における冬春野菜の作業は通常よりゆっくり進められます。特にそらまめに関しては,は種作業の県内標準が10月上~中旬であるのに対し,稲井地区では11月初めに行われています。
 先頃開催された,稲井地区園芸生産組合のそらまめの現地検討会では,生産者11名が全員のほ場を巡り生育状況を確認しました。分枝の本数も株当たり7~8本に整理されており,病害虫の発生もほとんど見られませんでした。普及センターからは,は種が遅いにもかかわらず,いずれのほ場もこの時期としては申し分のない生育を示していることを報告し,今後の管理について指導しました。
 最近では,地域内においてニホンジカによる被害が散見されはじめていることから,鳥獣害対策の必要性があることと6月の出荷に向けて前年以上の出荷量を目指すことについて参加者全員で確認し合いました。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班,先進技術第1班,先進技術第2班
  TEL:0225-95-1435 ,7612   FAX:0225-95-2999


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トマト出荷式が開催されました!

2017年05月18日 11時29分15秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

  平成29年5月11日に,津波被害を受けた山元町高瀬地区の大型鉄骨ハウスでトマトの出荷式が開催され,初収穫したトマト100ケースがトラックに積まれて市場に出荷されました。

 このハウスは,山元町が国の補助事業を活用して建設したもので,最新のシステムが導入されており,トマトの生育に適した温度や湿度などを自動で調節することが可能です。

 トマト栽培は,「株式会社やまもとファームみらい野」が町から借り受けて行われており,今回,初出荷したトマトは,今年3月6日に定植した「桃太郎ホープ」という新しい品種で,大玉で甘いのが特徴です。 

 出荷式には,山元町や宮城県,地元農協などの関係者約30人が出席し,山元町長のあいさつや関係機関からのお祝いのことばのあと,「やまもとファームみらい野」の島田社長から「震災後,様々な支援でここまで来ることができた。天候に左右されない最新のハウスで品質の良いトマトを生産したい」というあいさつがありました。

 「やまもとファームみらい野」は,被災農家が中心になって平成27年7月に設立された法人で,露地で長ねぎやタマネギ,さつまいもなど約70haを栽培していますが,今回の施設トマトの導入で,更なる経営の発展が期待されます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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鬼首農村体験受入者全体説明会が開催されました

2017年05月18日 10時45分15秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

平成29年4月28日に鬼首ふるさと体験推進委員会主催の農村体験受入全体説明会が開催されました。一昨年から七ヶ浜町立向洋中学校の受入れを行っていますが,今年は生徒103人を19戸の農家で受入れます。説明会には17名の受入者の皆さんが参加し,当日のスケジュールや緊急連絡体制等を確認しました。
  受入者の皆さんは,生徒送迎場所や個別のアレルギー情報など,スムーズに体験が進むよう丹念に資料を読みながら,昨年度の実施状況を踏まえ,改善したほうがよい事項などが提案・検討されるなど活発な議論が行われました。このように,体験受入を始めてから3年目となりますが,過去2年よりもさらに充実したものにしようと,関係者が一丸となって準備が進められています。
 普及センターでは,このような農村を活性化させる意欲ある取組みを,今後も支援してまいります。


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川崎地区でブロッコリー栽培講習会及び現地検討会が開催されました

2017年05月17日 10時29分26秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 JAみやぎ仙南川崎地区ブロッコリー部会では,平成29年5月11日に冬春まきブロッコリーの定植後の管理を目的とした栽培講習会及び現地検討会を開催しました。

 昨年度は,ボトニング(早期出蕾)の発生による被害を受けていたため,今年度は品種選定や育苗から対策に取り組んでいます。参加者の皆様は栽培講習会では,農薬や展着剤の使用について積極的に意見交換を行ったり,現地検討会では,生育状況を見ながら被覆資材の除覆時期や病害虫の確認を行うなど熱心に勉強していました。

 ブロッコリーは栽培の進展が期待される品目です。今後も栽培講習会や現地検討会をとおしてブロッコリーの栽培拡大を支援していきます。


  病害虫の確認

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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東松島市に「セルコホームあおみな(東松島市新規就農者技術習得管理施設)」がオープンしました。

2017年05月16日 19時20分24秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  この度東松島市宮戸地区に「セルコホームあおみな(東松島市新規就農者技術習得管理施設)」が完成し,平成29年5月1日から一般利用が始まりました。
 この施設は東松島市へ定住を希望する新規就農者を誘致し,栽培技術等の経営管理能力の習得支援や市内第1次産業生産者が生産する農林水産物への付加価値の創造支援及び地域資源を利用した持続可能なエネルギーの利用を図ることを目的としています。
 宿泊施設として1人部屋が6室,2人部屋が4室整備されており,就農希望者,新規就農者等が最長2年間利用できます。また,農林水産業体験施設として熱源等供給施設と大温室も併設され,農林水産物の乾燥加工体験等も可能です。
 本施設の稼働により,東松島市の農業の担い手不足解消と定住促進が期待されます。お問い合わせは東松島市産業部農林水産課(TEL:0225-82-1111),もしくは本施設(TEL:0225-86-2177)まで。 

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班班
 TEL:0225-95-7612,1435   FAX:0225-95-2999

 


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宮城県農業大学校生に対する就農支援会議が開催されました

2017年05月16日 15時12分46秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  平成29年4月28日(金)に普及センターを訪問した本年度本年度宮城県農業大学校に入学した当管内出身の学生4名に対し,登米市産業政策課やJAみやぎ登米営農企画課の協力を得て,管内の概況説明や近い将来役立つであろう各種就農支援策について紹介を行いました。
 また,登米市4Hクラブの髙﨑会長より,同クラブの活動概況について紹介し,来たるべき就農後の加入に向けて,勧誘を行いました。

  学生達は,今後,9月からの先進農業体験学習に臨む予定となっています。    
    
    <連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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極良食味水稲新品種「だて正夢」の田植えが行われました

2017年05月16日 12時26分39秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 みやぎ米をけん引するトップブランド米として期待される,極良食味水稲新品種「だて正夢」が平成30年の本格デビューに向け,今年度から作付けが開始されました。
 5月11日,登米市迫町北方において「だて正夢」栽培技術普及展示ほ(26a)に,15㎝程に生長した苗が植え付けられました。
 平成29年度プレデビュー(試験栽培)における「だて正夢」の県全体の作付面積は50ha,そのうち登米管内では14.5haで作付けされ,24名が生産しています。今回の田植えは,「だて正夢」のPRを行う目的でマスコミ取材も兼ねた田植えとなり,マスコミ各社が多数取材に訪れ,期待の高さがうかがわれました。担当農家からは『「だて正夢」が全国に広がるように,おいしいお米を作りたい』との決意が語られました。
 今後,普及センターでは展示ほの生育調査を6月1日から実施するとともに,平成30年一般作付開始に向け生産者へ情報提供を行いながら,「だて正夢」をもりあげていきます。

 <連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127
FAX:0220-22-7522


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シーサイドファーム波路上株式会社によるネギの定植作業が行われました

2017年05月15日 13時04分40秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 平成29年5月11日に,気仙沼市杉の下工区でシーサイドファーム波路上株式会社によるネギの定植作業が行われました。

 東日本大震災から6年と2ヶ月が経過し,農地復旧とほ場整備工事が行われた後に引き渡された杉の下工区の農地に,初めて作物が定植されました。

 シーサイドファーム波路上株式会社は震災後に設立した農業生産法人であり,地域農業の担い手として大規模なネギ栽培とイチゴ栽培を手がける予定です。当日は約50aの定植が行われ,6月末までに約3haの定植を行う予定です。

 作業の開始直後は,初めて利用する機械の操作方法を指導してもらいながら,丁寧に定植を行いました。

<連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
TEL:0226-29-6044   FAX:0226-42-1672
E-MAIL:mynks@pref.miyagi.lg.jp


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本吉地区第1回みやぎ農業未来塾を開催しました

2017年05月15日 08時39分37秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成29年4月28日に,宮城県農業大学校の管内出身1年生2名を対象とした第1回みやぎ農業未来塾を開催しました。今回は農業大学校を卒業した若手農業者や本吉地区4Hクラブ員などの世代の近い優良事例を視察し,出身地域の農業をより深く理解することを目的としました。

 視察先は気仙沼市階上地区でイチゴを栽培している3名のほ場で,それぞれから経営の概要や栽培状況,4Hクラブについて,農業大学校での生活に関するアドバイスや就農時の悩みや注意点など幅広く説明していただきました。

 クラブ員から細かくアドバイスがあったことに加え,学生からも4Hクラブへの入り方や学生生活中にやるべきことに関する質問や,さらに広範囲な管内農業の概要や普及センターの業務内容に関する質問が飛び交い,出身地域の農業をより深く理解できた有意義な視察研修となりました。

<連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班

〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2

TEL:0226-29-6044   FAX:0226-42-1672

E-MAIL:mynks@pref.miyagi.lg.jp


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フレッシュな農業大学校入校生が仙台普及センター訪問

2017年05月12日 17時14分19秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  平成29年4月28日に農業大学校新入生による出身地域の普及センター訪問が行われました。
 仙台普及センター管内出身者15名と県外出身者3名の併せて18名が普及センターを訪れ,仙台地域の農業の概要や普及センターの仕事,新規就農者支援の概要について学びました。
 質疑応答では農業関係の仕事の内容や仙台管内で取り組まれている品目について等,今後の学校生活や将来の就農・就職に役立てようと多くの質問が出されました。
 普及センターでは,今後も農業大学校と連携して,次世代の担い手を支援していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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