平成29年4月26日にJAみやぎ亘理花卉部会カーネーション班による相互視察研修会が開催されました。
亘理町のカーネーション生産者3戸の全圃場を視察しながら，品種比較圃場で新品種の検討を行うとともに，各自の管理状況の確認を行いました。普及センターからはハダニ類の防除や鮮度保持剤の重要性について説明したところ，ミヤコカブリダニを使ってみたいので使える農薬を教えてほしい，鮮度保持剤の効率的な使用方法が知りたいといった質問があり，前向きな意見交換となりました。
＜連絡先＞
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL：0223-34-1141 FAX：0223-34-1143
平成29年4月28日（金）に，宮城県農業大学校の１年生２名を対象に，「みやぎ農業未来塾（地域農業紹介講座）」を開催しました。
最初に，角田市の合同会社あぐりっとかくだを視察しました。代表社員の堀米荘一氏から自らの農産物の有利販売・地域住民の交流の場とするために，産直広場 「あぐりっと」の運営等を行っている旨の説明を受けました。
次に，角田市で水稲を中心に地域営農を行っている農事組合法人舘島田生産組合を視察しました。代表理事組合長の小野良雄氏から，新規部門としてねぎに注力していることや，今後は加工部門（梅干し）に取り組むことなどの説明を受けました。
最後に普及センター職員が，仙南地域の農業の現状等について説明しました。
学生たちは積極的に質問を行うなど，将来の営農構想の参考にしたようです。
普及センターは，次世代を担う担い手の確保・育成について，今後も支援を継続します。
加工場を視察中。おいしそう
ねぎの育苗を視察中
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター地域農業第二班
TEL：0224-53-3519 FAX：0224-53-3138
4月26日に蔵王町のさといも生産者のほ場において，普及センター主催による「さといも機械化体系推進現地実演会」を開催し，ＪＡみやぎ仙南蔵王地区里芋部会，関係機関等含めて20名の参加がありました。
さといもは蔵王町の代表的な特産農産物ですが，肥料散布，耕うん,うね立て，土寄せ等の作業に労力を要することから，機械化などによる省力栽培技術の導入が求められています。
今回は，作業時間の短縮を図ることを目的に，うね立てと同時に一作分の肥料を投入し，マルチ張りまでを機械で一度に行える「うね立て同時施肥マルチ張り機」の実演を行いました。慣行栽培と作業時間を比較し，機械の導入効果について検討していきます。
今後も省力栽培技術の導入を通してさといもの栽培拡大を支援していきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
TEL：0224-53-3519 FAX：0224-53-3138
平成29年4月23日に，（株）ゼルコバドリームのヨーグルト工房「Atreyu（アトレイユ」のオープン１周年記念イベントが牧場内で開催されました。
（株）ゼルコバドリームは蔵王町の酪農家による法人組織で，平成28年4月から「乳搾りから加工まで，牛の顔，人の顔が見える製品作り」をコンセプトに，ヨーグルト製造販売を開始しています。
イベントは「牧場開き」とネーミングし，ゼルコバドリームによるヨーグルトの販売牧場案内ツアー，乳搾り体験等の他に，圏域内の事業者が協力して工房近くのスペースに様々な出展を行いました。
当日は好天に恵まれ，予想以上の参加者がありました。音楽やマジックショーが行われる中，ヨーグルトを賞味し地域の食材等を買い求め，子供達は牧草畑や牧草のロールで遊ぶ等，好評のうちに終了しました。
普及センターでは，（株）ゼルコバドリームを核として地域の酪農業がさらに発展するよう，関係機関等と連携しながら支援していきます。
ヨーグルト工房「Atreyu」営業時間：11時～15時 水曜定休
「ｾﾞﾙｺﾊﾞ：欅の木」の奥がﾖｰｸﾞﾙﾄ工房
工房アトレイユ（看板）
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL. 0224-53-3496 FAX. 0224-53-3138
