美里町特産の「北浦梨」は蔵王,利府に次ぐ源内有数の梨産地として知られています。北浦梨は,明治17年頃石巻市から苗木を導入し,大正時代に産地化され,生産者41名,栽培面積10haで幸水など様々な品種を栽培しています。
JAみどりの北浦梨部会では,梨の収量品質の鍵となる摘果について日頃作業の中心となる女性生産者を対象に摘果講習会を5月18日(木)に開催しました。講習会には14名の生産者が参加し,「そもそもなぜ摘果するのか」という基本を原点に,実際に「幸水」や「豊水」,「あきづき」の摘果を講習し,作業安全対策についてもアンケート結果の注意点やアシストスーツの体験など意見交換しました。普段の講習会は男性中心で,女性は基礎的なことを聞く機会がなかなか無く,また女性同士で質問しやすいと大変好評でした。
普及センターでは「北浦梨」の栽培技術の向上と産地振興を支援して参ります。
農業アシストスーツの体験
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225