宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第20回仙南地域和牛共進会が開催されました

2014年06月27日 17時12分41秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 去る6月24日に仙南地域の和牛振興と9月に予定されている宮城県総合畜産共進会の選考会を兼ねた第20回仙南地域和牛共進会が開催されました。
 仙南地域から選び抜かれた52頭の黒毛和牛が改良の成果を競い合い,生産農家の日々の改良及び飼養管理の努力の様子が伺えました。審査結果については以下のとおりです。

○名誉賞
・丸森町 荒輝彦氏
 名号:ひろこ(第3区 経産牛)
・丸森町和牛改良組合

審査の様子           名誉賞「ひろこ」
        

普及センターでは,3年後の宮城全共に向けて今後も肉用牛改良への取り組みを支援して参ります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第一班 
       TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

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美里地区生活研究グループが野菜種苗会社で直売所向け夏秋・秋冬野菜生産管理の研修会を開催

2014年06月27日 16時37分29秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 平成26年6月19日に「渡辺採種場瀬峰研究農場」において,美里地区生活研究クラブ員18名の参加により,農産物直売所向け夏秋・秋冬野菜の生産・管理研修会が開催されました。
 当農場における研修会は,昨年度に引き続き農産物直売の野菜生産・管理技術向上の一環として開催されたものです。
 種苗会社職員の方からは,夏秋・秋冬野菜の当社育種品種の紹介と栽培管理のポイントについて説明を受けました。
 その後,研究農場内施設野菜・露地野菜のほ場を見学しながら,施設野菜として,トマトの品種比較を見学した他,また,クラブ員はミニトマトの試食をするなど,味覚の良さを確認していました。夏ほうれんそうでは夏季高温時での遮光管理やかん水施設の設置状況を見学しました。
 露地野菜では,タマネギの収穫適期や長ネギ,夏ニンジンの品種比較,夏秋ナスの整枝方法,カボチャの日よけ対策や整枝方法,スイートコーンの害虫対策や徐けつについて説明を受けました。
 クラブ員からは,野菜の栽培管理や病害虫防除・除草対策等について多くの質問が出されました。
 普及センターでは,今後も生活研究グループの活動を継続支援いたします。

<問い合わせ先>
 宮城県美里農業改良普及センター  先進技術班・地域農業班
 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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仙南農業士会の総会・研修会が開催されました。

2014年06月27日 09時19分48秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
去る6月20日に仙南農業士会の総会・研修会が大河原合同庁舎で開催されました。
仙南農業士会は指導農業士19名,青年農業士11名の計30名(うち女性8名)の優れた農業経営を実践して地域農業の振興及び農村青少年等の育成に貢献している農業者からなる組織で,今回の総会を機に6名が退任し,新たに6名が加入しました。



総会終了後の研修会は,大河原農業改良普及センターの廣上所長を講師に「農政の動きについて」というテーマで,農地中間管理機構の創設や経営所得安定対策の見直し等の「新たな農業・農村政策」の4つの改革の概要について説明がありました。
特に農地中間管理事業について,農水省のQ&A(平成26年4月)も交えながら,既存のわかる範囲の情報で制度の内容について丁寧な説明がありました。



参加者からは,「コンパクトに新政策の要点が聞けてわかりやすかった。」「自分の地域では担い手の高齢化で農地の借り手がいない。」「条件のよい大区画中心の地域と小区画・条件不利地が多い地域もあるのに,県内各市町で一律の集積目標は難しいのでは?」「集積が必ずしも低コストにならないのでは?」等の意見も出されました。参加した農業士は「新たな農業・農村政策」に対する理解が深まったと思われます。



〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 
 TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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