宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

加工用馬鈴薯実績検討会の開催

2020年12月10日 13時00分57秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

令和2年11月26日に登米市米山町で加工用馬鈴薯実績検討会が開催されました。検討会ではカルビーポテト(株)から講師3名を迎え,JAみやぎ登米の生産者7名と県関係者,登米市,土地改良区,ほ場整備地区推進委員等が参加しました。
令和2年度はほ場整備の関係等で作付け面積が減少したのに加え,湿害等の影響もあり,栽培面積9.75ha,出荷数量194tで前年比42%となり,販売額も半減しました。
カルビーポテト(株)の講師からは,新品種試験結果や梅雨の長雨による湿害と日照不足や収穫の遅れにより平均反収が低くなるなど収量の変動要因が説明されました。
次年度に向け,ほ場選定,排水対策,機械化一貫体系での栽培管理により,10a当たり収量3.5t以上,粗収入15万円以上を目標に栽培面積拡大に取り組むこととしました。
普及センターでは,今後も加工用ばれいしょの栽培支援や水田での高収益作物作付けに向けた取り組みの支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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