宮城の農業普及現地活動情報

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登米地域での自動飛行ドローンによる防除作業始まる

2020年05月19日 15時22分15秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 登米地域では,平成30年度から自動飛行ドローンによる病害虫防除の実証を行っており,今年度は,新たに小麦の赤かび病防除と水稲の雑草防除の実証に取り組んでいます。

 有限会社かわつらグリーンサービスでは,5月13日から15日まで自動飛行ドローンによる小麦(あおばの恋,夏黄金)の赤かび病を対象とした殺菌剤散布(シルバキュアフロアブル 16倍液0.8㍑/10a:13ha)が行われ,また,5月15日には自動飛行ドローンによる水稲の除草剤散布(ベッカク豆つぶ250 250g/10a:6ha)が行われました。

 液剤による殺虫・殺菌剤散布は,水稲,大豆に続き,麦類でも実証され,また,今回初めて粒剤(豆つぶ剤)が水稲除草剤の実証に供試されるなど,今後も利用拡大による省力化等が期待されます。

 登米地域の令和元年度の自動飛行ドローンによる病害虫防除は,水稲が延べで410ha,大豆が延べで159haの実績となっており,普及センターでは,今後もドローン等を活用したスマート農業の普及拡大を支援してまいります。


小麦の殺菌剤散布(赤かび病)


水稲の除草剤散布

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522
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