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平成31年2月20日にJA仙台の園芸振興品目である「曲がりねぎ」と「つるむらさき」の栽培講習会が仙台西部地区の生産者を対象に開催され,30名を上回る参加がありました。
普及センターからは,各品目の栽培方法について説明を行いました。曲がりねぎでは,昨年は乾燥の影響でやとい中にねぎが細くなってしまったほ場が散見されたので,やとい時にかん水をしっかり行って鎮圧することがポイントであることを説明しました。また,病害虫防除の省力的な散布方法の試験事例やJAあさひなねぎ部会における品種比較試験の取り組みを紹介しました。つるむらさきでは,重要病害虫であるネコブセンチュウによる根こぶ病を防除するネマキック粒剤について,農薬展示試験や活用方法などを紹介しました。昨年は定植後の6月下旬~7月に茎が細くなり,肥料切れになったほ場や苦土欠乏,ピシウムによる病害の症状などが見られたので,その状況や対応策についても説明しました。
生産者からは,多くの質問があり,理解を深めている様子が見られました。今後も地域の特色ある野菜の生産振興を進めていきます。
〈連絡先〉
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