12月2日(木)に石巻市内のホテルで令和３年度石巻農業士会歓送迎会が開催され，会員ら26人が参加しました。
はじめに，齋藤会長から退任されるお二方の顧問へ会運営への長年の貢献に感謝を申し上げ，新任の農業士４人には後継者育成や経営改善など農業士活動の意義と活躍への期待を話され，大震災で培った自信を胸にコロナ禍を乗り越えようと力強い挨拶がありました。
次に，退任される顧問へ花束と記念品を贈呈し，前顧問の挨拶，新任農業士の紹介，遠藤石巻普及センター所長から祝辞をいただき，記念撮影などセレモニーを行いました。
髙橋前顧問は，昭和52年から青年農業士と指導農業士を30年間務め，石巻地区や県の農業士会長を歴任し，地域農業の振興に尽力され，現在は家族で農業法人を経営されています。
西條前顧問は，平成元年から20年間指導農業士を務め，平成6年にガーベラ栽培を開始し，ＪＡいしのまき桃生ガーベラ部会長として東日本一の産地育成と園芸振興に尽力されました。
新任農業士の紹介について，阿部指導農業士はＪＡいしのまき長葱部会長等を務められ，野菜振興を牽引しています。小岩指導農業士は水稲・麦・大豆と施設トマトの大規模法人を経営し，農業復興と雇用創出に貢献されています。松川青年農業士は繁殖牛経営と飼料作物を生産し，肉用牛の生産振興に取組んでいます。佐々木青年農業士は鉢物や花壇苗を生産販売し，石巻地区４Ｈクラブ会長を務め，若手農業者のリーダーとして活躍されています。
懇談では，各農業士が「ダンボルギーニの会社とコラボして販路を拡大しました」「10月に家族が増えました」「ネギで儲け健康が一番です」など近況をスピーチし，自分の経営内容や異業種交流，農産加工販売など有意義な情報交換を行い，久しぶりに懇親を深めていました。
