宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

H27年度の水稲直播栽培始まる

2015年06月15日 18時06分32秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 省力・低コスト稲作として水稲直播栽培が登米管内でも注目を集めています。平成27年度も播種作業が始まりました。乾田直播は4月中旬に続いた降雨のため播種作業が遅れ,早いところで4月28日に始まりました。湛水直播も5月6日から播種が始まり,WCS用の湛水直播の5月末頃まで播種期間が続きました。
 本年度は登米市全域で主食用米が約200ha,飼料用米・WCS等が約100ha,併せて約300haを超える直播栽培面積が見込まれています。播種方式では、乾田直播は約60ha,湛水直播は約240haと見られています。湛水直播栽培では大半が鉄コーティングですが、モリブデン粉衣や無粉衣播種などの試験的な取組も行われています。
 普及センターでは栽培指導や現地検討会の開催等を通じて,水稲直播栽培の技術向上を支援していきます。

乾田直播播種

湛水直播播種

〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター
  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-6127
  FAX:0220-22-7522
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