宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和6年度加美郡りんご協議会現地検討会

2024年07月10日 16時53分55秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 加美郡内のりんご生産者14名で組織する加美郡りんご協議会は、毎年研修会や先進地視察などの調査・研究活動を精力的に行っています。令和6年7月9日には、これら活動の一環として、参加者の園地を巡回し着果状況や病害虫発生状況などの確認を行う現地検討会を開催しました。当日はあいにくの雨模様となりましたが、夫婦での参加もあり15名が参加しました。

 今年は春先から高温で推移したことから、ハダニなどの病害虫の発生が心配されましたが、特に目立った発生もなく、果実肥大も例年になく進んでおり、これまで順調な生育となっています。

 普及センターからは、調査ほのデータや今後発生が予想される病害虫防除、新梢の管理等について情報提供を行いました。

 また、宮城県では、毎年農薬の使用機会が多くなる6月から8月までの3か月間を農薬危害防止運動実施期間と定め、農薬の適正使用についての呼びかけを行っているため、農薬の安全使用についての確認も行いました。

 当センターでは、今後も会員の技術向上のため、協議会活動の支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター     地域農業班 

 TEL:0229-91-0727  FAX:0229-23-0910


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みやぎ農業未来塾「農業力資質向上講座」を開催しました

2024年07月10日 15時18分17秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年6月26日(水)、名取市において、新規就農者を対象とした「みやぎ農業未来塾【農業力資質向上講座】」を開催し、7人が参加されました。

 本講座では独立新規就農された先輩農業者である、株式会社西野農園の西野氏、丹野氏の農場見学及び意見交換を行いました。農場見学では、栽培方法、品目選定、作業効率向上のポイントについて、現場を見ながら教えていただきました。また意見交換では、販売戦略、従業員への接し方、ライフワークバランスの考え方等、多岐にわたってお話いただきました。参加者からは、「売上を伸ばすために取り組んだことは何ですか?」、「栽培する品目選定はどのようにしていますか?」等の多くの質問や意見が寄せられ、有意義な講座となりました。

 普及センターでは、今後も担い手の確保及び育成に努めてまいります。

     

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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田んぼの生き物観察会が開催されました

2024年07月10日 10時01分16秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和6年7月5日に南三陸町入谷新童子下集落の主催による「田んぼの生き物観察会」が、南三陸町立入谷小学校の2・3・4年生児童22名を対象に開催されました。これは、中山間地域等直接支払制度の取組の一つとして毎年開催され、水田とその周辺で生息している生き物との関係や環境保全の大切さを子どもたちに実感してもらうことを目的としています。

 児童たちは水田や用水路の周りを歩きながらカエル、イモリ、ゲンゴロウ、ドジョウなどを見つけては網を使って採取し、生き物の様子を観察していました。終始、児童たちからは歓声が上がり、捕まえた生き物を友達同士で見せ合うなど、とても楽しんでいる様子でした。その後、生き物調査の講師から、採集した生き物の名前、見分け方、生息域などの説明を聞き、自分が採集した生き物の名前等をノートに記しながら理解を深めていました。児童からは「たくさんの種類の生き物が見つかり、自然の豊かさを感じた」といった声が聞かれ、地域の自然の豊かさを再発見する機会となりました。また、調査終了後には地元産の米を使ったおにぎりが配られ、調査の感想などを話しながら、おいしそうにほおばっていました。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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やくらい土産センター栽培管理能力向上研修会

2024年07月10日 08時28分59秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 加美町の薬莱山にある「やくらい土産センター・山の幸センター」は農事組合法人やくらい土産センターさんちゃん会が運営する農産物直売所で、平成6年のスタート以来、中山間地である当地域の活性化に寄与しています。しかし、ここ数年は販売面等での課題が見られることから、普及センターと加美町では栽培技術や法人の経営力向上のための支援を行っています。

 その一環として令和6年7月2日に園芸作物の土づくりと施肥に関する研修会を開催しました。宮城県農業・園芸総合研究所職員を講師に迎え、土づくりの重要性や土壌診断の活用と診断結果の利用法、栽培した植物を田畑にすき込み、次に栽培する作物の肥料にする緑肥の活用などのお話がありました。

 また、宮城県では毎年農薬の使用機会が多くなる6月から8月までの3か月間を農薬危害防止運動実施期間と定め、農薬の適正使用についての呼びかけを行っているため、普及センターから農薬の安全使用についての情報提供を行いました。

 普及センターでは、今後も農産物直売所やくらい土産センターから消費者の皆様へ新鮮で安全・安心な農作物を提供できるよう様々な支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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