2月26日(水)に大崎市鹿島台地域で小麦の現地検討会が開催されました。悪天候にもかかわらず,生産者約20名が参加しました。はじめに,JA新みやぎみどりの地区本部鹿島台営農センターの会議室で,普及センターより今後の肥培管理等について講義を行い,その後,2班に分かれて各生産者のほ場を巡回し,小麦の生育状況を確認しました。
鹿島台地域は,昨年10月の台風19号により甚大な被害を受けました。大豆の収穫後に小麦を播種する予定でしたが,大豆のほ場が冠水した影響で,小麦の播種が例年より大幅に遅れ,最も遅かった所では12月中旬の播種となりました。小麦の生育不良が心配されましたが,暖冬に助けられて予想より茎数が多く確保され,全般的に生育は良好でした。
普及センターでは,今後も小麦の安定生産のために継続して支援していきます。
講義の様子
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225