宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

秋そばの放射性物質検査説明会及びそば講習会を開催

2012年08月27日 17時53分12秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 平成24年7月11,13,17日に市内4か所(栗駒,金成,花山,築館)で秋そばの放射性物質検査説明会及びそば講習会を開催し,37名の農家が参加しました。平成24年の栗原市内のそば栽培(自家用も含む)は約190名,70haで主に(夏まき)秋そばです。夏そばは7月25日付けで県から出荷自粛が要請され,放射性物質の検査(1点)により8月8日付けで栗原市内の出荷自粛が解除されました。
 秋そばについても同様に出荷自粛要請後の放射性物質検査により安全性を確認して自粛解除する方向であることから,市内のそば出荷・販売農家に対して,出荷自粛と検査予定点数,旧市町村単位の出荷自粛解除の仕組み等を説明しました。
 合わせて,高品質・安全・安心な「栗原のそば」づくりに向けた湿害対策,適期播種,放射性セシウム吸収低減対策のポイント,適正な収穫・乾燥・調製作業等を説明し,カリや石灰の施用量,移行係数,基準値超過した場合の対応等の質問がありました。また,参加者の中で希望者の栽培予定ほ場(16か所)の土壌をサンプリングして,放射性セシウムや土壌養分の分析を実施し,ほ場毎の施肥管理やセシウム吸収低減対策を提示しました。
  普及センターでは今後も高品質・安全・安心な「栗原のそば」づくり実践を支援します。 

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9437
FAX:0228-22-6144

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