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当普及センターでは,JA加美よつば玉葱部会における機械化栽培体系の導入を支援しています。当部会が生産するたまねぎは,取引業者からの需要は高いものの,生産者の高齢化に伴い,栽培面積と生産量が減少しています。そこでJA加美よつばでは機械化による省力栽培技術の導入・確立による産地の維持・拡大に取り組んでいます。
平成27年4月21日,加美町の上区城内集落営農組合ほ場において,JA玉葱部会員やJA関係者など参加者約50名を前に,株)キュウホー製の麦用4条除草機を,多目的田植機に装着した除草実演会(普及センターとJA加美よつばが共催)を行いました。昨年は機械除草の精度が劣りましたが,今年は機械化に合わせた畝づくり等の圃場設計を見直したため,うまく除草することができました。参加者からは,「短時間で効率よく除草できる点は良かった。」や「もう少し株が小さい3月頃に追肥と一緒に除草できるとなお良いのでは。」の声も聞かれ,生産者の関心の高さがうかがわれました。
当普及センターでは,今後もたまねぎの移植,収穫,調製など一連作業の機械化に対し,継続支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910