
JA全農主催による「子実とうもろこし防除実演・研究会」が令和6年7月2日に開催されました。JA全農とJA古川が令和4年度から3年間、共同で取り組む水田における子実用とうもろこしの大規模栽培実証事業の成果と今後の課題をテーマに、県内外の生産者やJA等の関係者でおよそ160人が参加しました。
子実とうもろこし生産の課題である湿害対策やアワノメイガの防除、難防除雑草対策、施肥技術等に対する取組状況等の報告があり、今後の対応策について検討されました。特にアワノメイガの防除については、現地ほ場でのドローンによる実演も行われました。
普及センターからは、令和5年度よりプロジェクト課題「子実用とうもろこしを含む水田農業の輪作体系の確立」で取り組んでいる子実用とうもろこしの実証ほの生育調査の結果等を基に初期生育の確保が重要なポイントであることを報告しました。普及センターでは、引き続き、実証ほ場の調査等を通じて子実用とうもろこしの生産技術の確立を支援してまいります。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910