<現地検討会の様子>
平成30年5月21日(月)に,JA栗っこきゅうり部会による出荷査定会・現地検討会が志波姫集荷場と若柳地区で開催されました。今回の査定会及び検討会には生産者15名が参加し,関係者として仙台中央青果,全農みやぎ,JA栗っこ,種苗メーカー2社,普及センターの担当者が出席しました。
出荷査定会では,全農みやぎ及び仙台中央青果からきゅうりの販売情勢について説明を受け,生産者は当日の出荷物について意見や質問を交えながら出荷規格の確認と現物査定を行いました。
現地検討会では,若柳地区の2か所のほ場で生育状況を確認し,種苗メーカーから今後の栽培管理について説明を受けました。
普及センターからは病害虫防除について説明を行い,害虫発生に注意すること,天候をみて予防散布を心がけること,農薬の系統や有効成分を確認し,薬剤耐性が出ないように同系統の薬剤を連用しないよう指導しました。
今回の現地検討会では,病害虫の発生は極少発生に限られていることや,出荷規格に合わせた選別が良好であることを参加者一人一人が確認できました。 引き続き栽培管理と出荷調整を意識して行うことにより,良品出荷が実践され,産地の評価がより高まることが期待されます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144