<コンクール表彰式事例発表会>
栗原市一迫で水耕栽培のサンチュやサラダ菜を生産する「有限会社耕祐」は、平成26年にグローバルGAP認証を取得し、従業員教育や消費者・実需者との信頼を築く取り組みを行ってきました。このほど、この取り組みが認められ「平成29年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール・GAP部門」において東北農政局長賞を受賞しました。
本コンクールは、農林水産省が、持続可能な農業の確立を目指して意欲的に経営や技術の改善等に取り組んでいる農業者等を表彰するもので、今年度からは「有機農業・環境保全型農業部門」に加えて、「GAP部門」が新たに新設されています。
表彰式は平成30年3月13日に国・仙台合同庁舎で執り行われ、その後、東北農政局長賞を受賞した6経営体、生産局長賞を受賞した2経営体がそれぞれの活動事例を発表し、情報交換が行われました。
今回のコンクールにおける有限会社耕祐の受賞は、GAPの活用に関するこれまでの努力と、地域への貢献が認められた結果と言えます。また、同社は今年1月に創立して20年の節目を迎え、授賞式の翌日に地元栗原市で創立20周年祈念式典が盛大に行われ、二重の喜びとなりました。
普及センターでは、こうした優良事例の取組も紹介しながら、地域でのGAPの普及と持続可能な農業を一層推進していく考えです。
<コンクール集合写真> <有限会社 耕佑 創立20周年式典 集合写真>
※(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)
農林水産大臣賞および生産局長賞については下記URLからご覧ください。
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/kankyo/180202.html
東北農政局長賞の受賞者概要は下記URLからご覧ください。
http://www.maff.go.jp/tohoku/press/kankyo/180216_23.html
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144