令和5年4月19日にJA新みやぎみどりの地区南郷営農センター主催の「夏秋きゅうり部会栽培講習会」が開催され、部会員6名が参加し、積極的な情報交換等が行われました。
当普及センターからは、3月に診断した土壌分析結果と前年結果の比較について説明しました。部会全体の傾向として、肥料成分の過剰が肥培管理上の課題になっていましたが、前年よりも塩基バランス等が改善されたほ場が増えてきていました。
近年、肥料価格の高騰や持続可能な環境にやさしい農業等が求められており、肥料コストや環境などを一層考慮した施肥設計が重要となっています。今後も土壌分析結果等を踏まえた上で、単肥や堆肥などを活用した施肥設計をするよう呼びかけました。
普及センターでは、土壌分析に基づく適正施肥管理の取り組みなどを働きかけながら、各園芸品目の安定生産、環境にやさしい農業生産の推進を支援していきます。
講習会の様子
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225