「自分の経営を次の世代にどう引き継ぐか、しかし何から始めればいいのか・・・」と考えている経営者は多いと思います。
そこで8月24日(木)、登米合同庁舎において「農業における経営継承研修会」を開催しました。
当日は管内の農業法人及び関係機関約30人が参加し、事業承継士の資格を持つ株式会社ケミストリー代表 村上一幸氏から、経営継承の課題と対応、進め方について講演をいただきました。
講師からは「負債等のマイナスの情報も後継者に伝えることが大切」、「ただ引き継ぐのではなく、経営の課題を継承計画に盛り込み対応することが重要」、「経営継承は当事者だけでなく家族を巻き込んだ話し合いが必要」などのポイントの他、土地などの財産の継承方法、第三者に経営を引き継いだ実例についても紹介していただきました。参加者はメモを取って熱心に受講し、休憩時間には直接質問をする参加者もおり、経営継承に対する関心の高さが伺えました。
農業改良普及センターでは、今後も関係機関・団体と連携し、経営継承支援を行ってまいります。
研修会で熱心に話を聞く参加者
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522