色麻町清水地区では、農地整備事業を契機に担い手への農地集積や高収益作物の導入を行うことにしており、清水集落営農組合を中心に地域営農体制の検討を進めています。
令和6年6月19日には、清水地区法人化研修会が開催され、集落のベテランから若手農家、女性など25人とJA、町、普及センター職員6人が出席し、集落営農の取組から法人化を検討する場合の制度や運営・資金などについて勉強しました。
講師の県担い手育成総合支援協議会事務局長 齋藤牧人氏からは、法人の形態や会計、財務管理などについて、さらにJA加美よつば営農販売部次長 根本光男氏からは、法人設立直後の円滑な運営のポイントなどについて事例紹介を交えて講演がありました。
出席した農業者からは、「大変わかりやすかった」との感想が聞かれ、それぞれに「法人化したら自分の経営はどう変化するのか」とか「リタイヤしたら誰が耕作するのか」などの疑問を考える良い機会となったようです。
普及センターでは、今後も関係機関と連携して清水地区の地域営農体制の検討を支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910