令和元年10月8日に,仙台地区鳥獣被害対策担当者会議・研修会を開催しました。仙台地区では農作物への鳥獣被害が年々増加しており,昨年度の被害額は約4,300万円に上ります。中でもイノシシの被害が約80%を占めています。
本研修会では合同会社東北野生動物保護管理センターの鈴木淳主任研究員を講師に迎え,イノシシ対策を中心に講義いただきました。講義では先ずは地域の現状把握が必須であることや対策の範囲は集落単位ではなく,動物の行動範囲を対象としたほうが効果的であることなど,さまざまな事例を交えながらお話していただきました。
その後の担当者会議では,講義内容を踏まえた活発な意見交換が行われ,鳥獣被害対策への理解をより深めることができました。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業第一班
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