宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

水稲栽培におけるUR(ウレアホルム)肥料実証試験の実演会が開催されました。

2024年05月22日 11時17分07秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体

 プラスチックの海洋流出が問題となっており,農業分野においてもプラスチック利用削減を目指した環境負荷低減技術への関心が高まっています。

 このような中、JA新みやぎの南三陸地区では、水稲栽培におけるマイクロプラスチック等の削減を目的にペースト肥料を利用した実証試験に令和4年度から取り組んできましたが、令和6年度はさらに、UR(ウレアホルム)肥料利用の実証試験を開始しました。

UR肥料はプラスチック被膜ではなく、粒状化している肥料自体がゆっくりと崩壊する緩効性肥料となっていることから、マイクロプラスチックの海洋流出量削減が図られるとのことです。

令和6年5月16日には、南三陸町歌津地区の大沼営農組合のほ場で実演会が開催されました。

 実証ほの設置は、JA新みやぎが主体ですが、県も関係者と連携して当該技術の取組を支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606

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