令和5年4月24日にJAみやぎ亘理花卉部会カーネーション班の相互視察研修会が開催されました。
亘理町のカーネーション生産者2戸4人がお互いの圃場を視察し、今作のこれまでの経過を振り返りながら、JA、普及センターとともに各品種の特徴や栽培管理の手法等について情報交換を行いました。
今作は苗定植時(令和4年6月)に気温が高く推移し、定植後に生育が停滞しましたが、その後の行き届いた栽培管理により切り花品質もよく仕上がり、例年どおりの収量が確保できる見通しです。
普及センターからは、近隣産地で取り組まれている光反射資材を活用したアザミウマ類防除の現地実証の調査結果や土壌消毒の実施方法等、情報提供を行いました。
これまで、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、集合研修の開催を控えていたことから3年ぶりの開催となり、久しぶりにお互いのほ場を視察し、生育具合を確認し合えたことで生産者の笑顔が多く見られ、活発に意見交換が行われました。
普及センターでは,今後も定期的な巡回指導や現地研修会等で技術指導を行い,当地域の高品質なカーネーションの切り花生産を支援していきます。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143