令和6年2月6日(火)、山元町の山元いちご農園株式会社を会場にみやぎ食材伝道士「地域食材研修会」が開催され、料理人14人が参加しました。
みやぎ食材伝道士認定事業は、農作業実習等を通して生産者と料理人が交流を深め、料理人の方々により深く仙台地域の食材に関心や愛着を持っていただくことで、地域食材の利用拡大を推進することを目的に、平成19年度から実施しているものです。一定の現場実習を実施した料理人を認定し、料理の提供を通じて生産者の苦労や想いを消費者に伝え、消費者の地産地消に対する意識向上に寄与することを目指しています。
研修会では山元いちご農園株式会社の岩佐代表から、いちご栽培施設内で栽培技術のポイントや各品種の食味の特徴等についてお話を頂いた後、実際に「もういっこ」、「にこにこベリー」、「とちおとめ」の3品種の食べ比べも行いました。当普及センターからは亘理地域の特産品であるいちごのほか、せり、きゅうり、さつまいも、りんご、いちじくについて紹介し、食材提供に積極的に取り組む生産者も紹介しました。参加者からは、「新たに商談してみたい」との声も聞かれました。
今後とも当地域の農産物の利活用拡大に向けた取組を支援していきます。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143