令和4年1月26,27日にJA古川肉牛部会巡回検討会が開催されました。
JA古川肉牛部会では,年に2回関係機関,獣医師,部会役員が部会員全戸を訪問し,畜舎内外の清掃状況や飼養管理体制の統一推進に向けた取組を実施しています。
第2回となる今回は,肉牛を巡る情勢の説明後にコロナウイルス感染症の再拡大を踏まえ,飼養規模の大きな部会員を中心に巡回し,防寒対策を重点に飼養管理全般について個別に検討がされました。また,飼料価格が高騰している中でJA古川の新たな取り組みとして子実用とうもろこし栽培について話題提供があり,循環型農業に向けた堆肥施用の協力についての確認が行われました。
検討会全体について関係機関からは,換気対策が十分に行われ呼吸器疾患がなく良い状態である。牛床が乾燥し牛体の手入れが行き届いてるなどの感想がありました。
普及センターでは,引き続きJA古川肉牛部会の取組みや肉用牛の飼養管理改善に向けた支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910