宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

小牛田地区で水稲乾田直播栽培実績検討会が開催されました

2022年02月01日 16時12分08秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

小牛田乾田直播種研究会は,水稲乾田直播栽培の技術向上を目指し,会員11名で活動を行っています。令和3年度の乾田直播面積は約42ha,9名の会員が取り組みました。
 1月27日に実績検討会が開催され,普及センターからは,水稲全般の作柄や小牛田地区の直播面積の推移を説明しました。また,参考として,今年度小牛田地区で行った湛水直播展示ほの事例を紹介し,出穂直後の低温により登熟がやや緩慢となったものの,収量には大きな影響はなかったことを説明しました。
 また,古川農業試験場からは,県内の乾田直播栽培の調査結果や除草剤試験結果の説明が,農薬メーカーの担当者からは,研究会員のほ場で実施した除草剤試験の結果と,次年度の除草体系の提案がありました。
 平均単収は535kg/10a,最高収量は632kg/10aという事務局からの説明があり,会員の技術の高さが感じられました。意見交換では「後発のヒエが多かったので,提案された除草体系で取り組んでみたい」「良い出芽のためには播種深度と鎮圧が重要」等の意見が出されていました。
 育苗の負担軽減を図ることができる乾田直播栽培は,今後も増加することが予想されます。

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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農業法人のHP等の作成支援を行いました。

2022年02月01日 09時45分52秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和4年1月25日に岩出山の株式会社まやまのさとうファームにおいて,販売促進に向けたHPやロゴマークの作成支援を行いました。
 まやまのさとうファームは高糖度トマトと水稲の栽培を行っており,令和3年4月に法人登記を行いました。今回は宮城県農業経営相談所の御協力のもと,農産物のパッケージデザインなどの経験豊富なデザイナーをお招きしました。
 事前課題として普及センターが作成したワークシートに,法人設立のきっかけや強みについて整理していただき,更に法人の代表からは「道の駅の販売で,一目でわかるロゴマークが欲しい」といった要望が出されました。専門家からは事例紹介やPRの方向性についてヒアリングが行われ,継続した支援について情報交換が行われました。
 普及センターでは今後も継続的に農業法人の経営安定に向けた支援を行ってまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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