宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

優良種子の生産に向けて,まずは育苗管理から!

2019年05月16日 15時44分43秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 大崎農業改良普及センター管内では,4つの組織が水稲種子生産に取り組んでおり,県内の種子生産の約6割を担っています。
 普及センターでは,4月下旬に5日間かけて,管内全体で合計126名の種子生産農家の育苗ハウスを全戸巡回し,管理状況や生育状況を確認しました。各採種組織とも,育苗ハウス内の見取り図や品種名が掲示され,管理が徹底されており,苗の生育も良好に経過していました。
 5月に入り各組織では田植えが順調に行われています。引き続き普及センターでは,異品種混入や病虫害の防止に向け,採種組合の自主GAP等に基づいて優良種子の生産に向けた管理体制の向上を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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夏そばの播種が行われました!

2019年05月16日 09時25分06秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 大崎市鳴子温泉地区の農業法人である(株)スマイルフィールドでは,5月始めから夏そばの播種作業が行われています。同地区では地域振興作物としてそばの作付けがされていますが,排水不良のほ場が多く,安定生産に向けた技術支援が求められています。
 今年度はほ場の排水対策として,古川農業試験場で技術開発された「高速畝立て播種機」の実証試験を行うこととしており,5月13日に実証ほの播種を行いました。今回の実証試験では播種法の違いによるそばの生育や収量を比較する予定です。法人の代表者は,作業速度の速さや播種深などの精度の高さに驚き,今後の生育に期待していました。
 普及センターでは引き続き,実証ほにおけるそばの生育調査を行うとともに,地域の振興作物としてそばの安定生産に向けた取組を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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