大崎市鳴子温泉地区の農業法人である(株)スマイルフィールドでは,5月始めから夏そばの播種作業が行われています。同地区では地域振興作物としてそばの作付けがされていますが,排水不良のほ場が多く,安定生産に向けた技術支援が求められています。
今年度はほ場の排水対策として,古川農業試験場で技術開発された「高速畝立て播種機」の実証試験を行うこととしており,5月13日に実証ほの播種を行いました。今回の実証試験では播種法の違いによるそばの生育や収量を比較する予定です。法人の代表者は,作業速度の速さや播種深などの精度の高さに驚き,今後の生育に期待していました。
普及センターでは引き続き,実証ほにおけるそばの生育調査を行うとともに,地域の振興作物としてそばの安定生産に向けた取組を支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910
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