若い農業の担い手を育成するため,平成25年9月12日に宮城県迫桜高等学校の2,3年生22人を対象に「みやぎ農業未来塾『在学中コース』」を開催しました。
農産加工や農産物の流通及び販売を学ぶため,登米市迫町の有限会社伊豆沼農産を視察しました。
最初に,常務取締役 佐藤 企画室長から会社の概要と地域を活かした経営戦略や今後の展開等について説明を受けた後,二班に分かれて工場と直売所を見学しました。工場では,ソーセージなどの製造過程を,直売所では,厳選された「伊達の純粋赤豚」や,自社のソーセージ「伊豆沼ハム」,新鮮な野菜等について説明を受け,農産加工や販売に関する知識を深めることができました。ソーセージの試食では,塾生達もその美味しさに,思わず顔がほころんでいました。質疑応答では,レストランや直売所の人気メニュー,年間の売上げなど,企業の運営に関する様々な質問が出され,大変勉強になりました。
普及センターでは,青年農業者の経営安定化のため様々な研修を企画し,今後も支援を続けていきます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404
FAX:0228-22-6144