宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA南三陸肥育牛部会研修会が開催されました

2013年09月06日 09時59分08秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成25年8月8日,9日にJA南三陸肥育牛部会研修会が開かれました。
 初日は,JA全農ミートフーズ(株)生産技術主幹寺島豊明氏を講師に,肥育牛部会員5名の牛舎を巡回し,現地指導会を行いました。
 今回,テーマを「俵牛づくりに挑戦しよう」と設定し,肥育牛の飼養管理で最も重要なビタミン給与技術を中心に牛舎で実際の牛を用いて解説して頂きました。

 ビタミン切れは,目に光を当て瞳孔の閉じる時間で判断することができ,去勢で8秒,雌で10秒が目安とのことでした。それより早ければまだ十分,遅ければビタミン給与必要となります。参加者は,それぞれ自分でビタミンの過不足をチェックする技術を体得したようです。

 二日目は,上記講師より枝肉相場の動きから最近活躍した種雄牛の情報を交え,肥育成績を上げるためのノウハウを講演頂きました。二日間にわたる研修会で,部会員は今後の飼養管理の見直しを考えるきっかけになったようです。
 

 普及センターでは,今後も関係機関と連携しながら良質な畜産物生産を支援して行きます。


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平成26年産そらまめ生産の準備が始まりました!

2013年09月06日 09時16分54秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 美里地域は県内の主要なそらまめ産地の一つであり、今年の秋には6.4haの作付が予定されています。平成25年9月4日、JAみどりのそらまめ部会において栽培講習会が開催され、およそ20名の生産者が参加しました。講習会では普及センター職員が講師を務め、圃場の排水対策や転作田で栽培する場合の土壌改良のポイントをはじめ、土壌診断に基づく施肥設計や基礎的な栽培管理技術、病害虫の防除方法について説明を行いました。講習後の質疑応答では、越冬に使う資材や開花後の管理、分析土壌の採取方法などについて質問が寄せられました。今年は春先の低温により生育が遅れたほか、4~5月の渇水による落花や莢伸びの停滞もあり、収量は平成24年産を下回ったこともあり、参加者は熱心に受講していました。
 普及センターではこうした活動を通じて、今後も園芸生産の推進を支援していきます。

<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班
TEL 0229-32-3115         FAX 0229-32-2225


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春菊講習会で土壌診断に基づく土作り推進!

2013年09月06日 09時11分27秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 現在、全国的に生産量が減少傾向にあるしゅんぎくですが、JAみどりの管内では生産拡大に向けた取り組みが展開されています。その一環として、平成25年8月20日に栽培講習会が開催され、およそ40名の生産者が参加しました。講習会では市場関係者、種苗メーカー担当者から出荷規格や冬場の栽培管理についての説明がなされ、普及センターは土壌診断に基づく土作りについて講演を行いました。講演では管内園芸土壌における塩類集積の実態を紹介し、試験データを示しながら適正施肥や効率的な除塩方法について説明しました。参加者達は熱心にメモをとり、技術の向上に励んでいました。
 園芸土壌の土作りについて知識と技術を普及するため、今年度、美里農業改良普及センターではJAみどりのと共同で「園芸土作り通信」を作成し、管内およそ700名の園芸生産者に対し、資料配布とホームページでの公開を行っています。本通信は現在第4号まで発行されており、本通信がきっかけで土壌診断を依頼したという生産者も現れ、徐々に反響が大きくなってきたと感じています。普及センターでは、今後もこうした活動を通じて、持続的な園芸生産の振興を支援していきます。

<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班
TEL 0229-32-3115       FAX 0229-32-2225


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