平成25年8月8日,9日にJA南三陸肥育牛部会研修会が開かれました。
初日は,JA全農ミートフーズ(株)生産技術主幹寺島豊明氏を講師に,肥育牛部会員5名の牛舎を巡回し,現地指導会を行いました。
今回,テーマを「俵牛づくりに挑戦しよう」と設定し,肥育牛の飼養管理で最も重要なビタミン給与技術を中心に牛舎で実際の牛を用いて解説して頂きました。
ビタミン切れは,目に光を当て瞳孔の閉じる時間で判断することができ,去勢で8秒,雌で10秒が目安とのことでした。それより早ければまだ十分,遅ければビタミン給与必要となります。参加者は,それぞれ自分でビタミンの過不足をチェックする技術を体得したようです。
二日目は,上記講師より枝肉相場の動きから最近活躍した種雄牛の情報を交え,肥育成績を上げるためのノウハウを講演頂きました。二日間にわたる研修会で,部会員は今後の飼養管理の見直しを考えるきっかけになったようです。
普及センターでは,今後も関係機関と連携しながら良質な畜産物生産を支援して行きます。