大崎農業士会(管内の指導農業士11名,青年農業士7名)では平成24年度通常総会を6月27日に開催しました。会長から「震災の影響も残っているが,本年度は様々な機会をとらえ各自が資質向上に努めよう」という挨拶があり,普及センター所長は「農業士は地域の農業振興・担い手育成に大きな役割を果たしている。現役はもちろん退任後も施策推進・普及活動への協力を引き続きお願いしたい。」旨の祝辞を述べました。
総会終了後の第1回研修会では,普及センター職員が本年度の普及計画と情報提供として,「放射能対策の最新情報」の講演を行ないました。
講演では放射能の基礎知識,原発事故前後の土壌の変化,放射性物質の対策,管内の出荷停止自粛状況や検査体制の説明がありました。生産者も科学的な視点で対処すること等盛りだくさんの内容で,会場からは熱心に質問が寄せられました。
普及センターでは今後も農業士と一体になり,地域農業の振興に努めてまいります。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910