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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

トウキ生産安定に向けて視察研修会開催

2019年11月20日 15時00分00秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

  令和元年11月6日,南三陸町入谷地区童子下集落における薬用作物(トウキ)の安定生産を目的に視察研修会を開催しました。  視察研修先は,農林水産省委託プロジェクト研究に参加し,東北地域におけるトウキの安定生産技術の開発を行っている山形県置賜総合支庁産 業経済部農業技術普及課産地研修室を選び,育苗や栽培管理についてのお話を伺いました。 研修では,木村秀一開発研究員から,積雪寒冷地での育苗技術の開発として,育苗期間やセルトレイ穴数違いによる苗の状態やその後生育状況,優良種子採取に向けた病害虫防除等などについて,くわしく教えていただきました。視察中は,参加者の関心の高さが感じられ,今後のトウキ栽培の参考となるものでした。  

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班  

                  TEL:0226-25-8068  FAX:0226-22-1606

 


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「ふさすぐり」の加工・ブランディング指導会を開催しました!

2019年10月13日 16時02分10秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

7月12日(金),8月21日(水),9月18日(水)の計3回に渡り,栗原市花山地区のコミュニティセンター(石楠花センター)でふさすぐり生産者・関係機関を対象とした指導会を開催しました。
 この指導会は,中山間地域である花山地区でおよそ30年前から栽培されてきた「ふさすぐり」を中心に商品開発やブランディングについて学ぶとともに,生産者・関係機関の意見交換を目的として開催しました。
 全3回の指導会を通して,6次産業化プランナーの (株)アサーティブ&シーエス 代表 櫻井真理子氏を講師に,販売戦略のポイントやブランディングのコツ等を,事例を交えて助言いただき,当普及センターからはふさすぐりの栽培状況の確認や栽培・管理方法のおさらいを行いました。また,意見交換では生産者から加工・販売の状況やこれまでの栽培の経緯を伺った他,「管理方法を教えて欲しい」,「生産物の窓口となる組織が欲しい」,「ふさすぐりを新植したい」といった意見があり,生産面の更なる底上げが必要であることを再確認しました。併せて,地区内の現地視察を通してふさすぐりのみならずブルーベリーや苔等他の地域資源の存在についても確認できました。
 今後は,ふさすぐりのせん定講習会や苗木の定植支援等を通じて生産面の強化を後押しするとともに,より広い視野で他品目についても活用の可能性を検討し,中山間地域の振興に向けて支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-5795・6144

 


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栗原農業士会員が互いの経営を学び合う視察研修会が開催されました

2019年10月08日 16時20分35秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援


 令和元年9月13日(金)に,栗原農業士会(会長:大場照彦,会員21人)による令和元年度栗原農業士会経営状況相互視察研修会が開催されました。
 本研修会は,会員の農業経営発展に役立てるため,お互いの経営状況を視察し合うもので,今回は一迫・花山地区の指導農業士・青年農業士3戸を訪問しました。
 当日は,栗原市内の農家で先進農業体験学習中の宮城県農業大学校の学生や農業士OB,関係機関職員も参加し,農業士の経営状況や今後の営農展望について視察しました。
 はじめに,青年農業士の白鳥拓也氏を訪問し,マム(西洋菊)の栽培や出荷状況,水稲採種,近隣大豆生産者の元でのオペレータ業務等についてお話を伺いました。現状では各部門とも現状維持か拡大傾向にあるとのことで,今後の展開に頭を悩ませているとのことでした。
 次に,青年農業士の千葉大樹氏を訪問し,就農時からの肉用牛繁殖経営拡大の経過や低コスト牛舎での飼養の状況等を視察しました。近年は,クマが牛舎内に侵入することもあったとのことで,新たに導入した大型犬が効果的とのことでした。
 最後に,指導農業士の白鳥正文氏(有限会社川口グリーンセンター)を訪問し,新規導入したライスセンターとスプレー菊ハウスを視察しました。水田農業部門については,地域の水稲農家と組織した金田地区連携協定や米粉用米による転作とその米粉を使った米粉パン事業の状況,JGAP取得の経緯等について,園芸部門については,スプレー菊とストックの取組について,それぞれ丁寧に紹介していただき,地域を元気にしていく法人経営について学習しました。
 研修会終了後は,有限会社川口グリーンセンターの敷地内で情報交換会が開催(4Hクラブの農大研修生激励会と併催)され,農業士OBや4Hクラブ員,農大生と一緒に地域や世代,作目の違いを越えて栗原の農業について語り合う有意義な交流が行われました。





<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144








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気仙沼管内の外部評価検討会を開催しました。

2019年10月03日 21時19分45秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 9月3日(火),気仙沼農業改良普及センターでは,本年度第1回目の普及活動検討会を開催しました。検討会には,管内の指導農業士や食育コーディネーター,マスコミ関係者など立場の異なる委員7人が出席し,普及センターの活動に対して意見・評価をいただきました。  当日は始めに,本年度支援している階上いちご復興生産組合のハウスを視察しました。当組合では,環境モニタリングデータを活用した栽培管理や害虫の天敵利用による農薬散布労力軽減のため「総合的病害虫管理(IPM)」に取り組んでいます。  その後,会議室にて普及センターで取り組むプロジェクト課題等に関する検討が行われました。各委員からいただいた意見や評価結果を踏まえ,改善等を図りながら,今後の活動に取り組んでいきたいと考えています。

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター 

地域農業班  TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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石巻地域生活研究グループ連絡協議会で「味噌づくり講習会」を開催しました

2019年09月12日 16時47分28秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和元年9月9日に石巻地域生活研究グループ連絡協議会が,くらしの講座として「味噌づくり講習会」を開催し,13名の会員が参加しました。参加者は,まず講師から,味噌の材料である米麹の作り方について説明を受けました。続けて,味噌づくり作業に取り組み,平行してりんごの蒸しパンやわかめご飯の調理実習を行いました。
 昼食では,実習で作ったわかめご飯とりんご蒸しパンだけではなく,会員が持ち寄ったお手製のサラダや栗の渋皮煮,ナスの煮浸しなどが振る舞われ,参加者はそれぞれの料理を味わいながら交流を深めていました。
 参加者からは,『手作り味噌は市販の味噌よりも美味しい。できあがりが楽しみ』,また『作る前は,味噌作りはとても大変だというイメージがあったが,作ってみると意外とシンプルだった。今度は自宅でもチャレンジしてみたい』との声が聞かれ,普段から何気なく食べている食品の加工方法を学べる実りのある講習会になりました。
 味噌の完成には3ヶ月以上の熟成期間が必要であり,今回仕込んだ味噌は,今年の12月以降に食べられるようになります。会員は手作り味噌を味わえる時を待ちかねている様子でした。
 普及センターでは,今後も生活研究グループの活動について,継続的に支援を行っていきます。

<連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
         TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

 


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令和元年度第1回大崎地域農業改良普及活動検討会を開催しました

2019年09月12日 11時32分47秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 普及センターでは,農業者や地域住民に理解され,効率的で効果の上がる普及指導活動を推進するため,毎年,外部の委員(普及活動検討委員)から御意見を頂く「大崎地域農業改良普及活動検討会」を開催しており,今年度第1回目となる検討会を9月5日に開催しました。

  はじめに,普及センターが重点的に取り組むプロジェクト活動5課題の中から,現地検討課題として「そばの生産性向上による中山間地域を担う法人経営の安定化」を選定し,その対象である,株式会社スマイルフィールドの中鉢代表取締役のほ場管理システム(KSAS)の活用状況と,そばの湿害対策として,実証試験を行った高畝栽培の生産現場を視察しました。

  その後,大崎市岩出山池月公民館に会場を移し,今回の現地検討課題について詳しく説明するとともに,その他のプロジェクト活動4課題の進捗状況について説明し,御出席いただいた4名の委員からこの半年間の普及活動に関する評価や,今後の活動に対するアドバイスをいただきました。

  検討委員からは「効果的な普及手法として,若い農業者に多くの事例を見せるようにしてほしい」との意見や中山間地域の鳥獣害対策を重要視する意見を多くいただきました。

  普及センターでは,今回の貴重な提言を今後の普及活動に活かし,生産者から頼られる普及活動を行っていきます。

  <連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班  TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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「令和元年度栗原市生活研究グループ連絡協議会リーダー研修会」が開催されました!

2019年09月11日 16時53分43秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

令和元年9月5日(木)に,栗原市生活研究グループ連絡協議会主催の「令和元年度リーダー研修会」が開催され,会役員等約20人が参加しました。
「リーダー研修会」は,視察等を通じて協議会役員の資質向上と会員同士の交流を図ることを目的に毎年開催しています。
今回は,地域と密接な関わりを持ち,特色ある直売所運営を行っている石巻市小船越の「道の駅 上品の郷」と,同施設に金婚漬けや味噌漬け等の農産加工品を出荷している女性農産加工グループ「白瓜会」を視察しました。
「道の駅 上品の郷」では,直売所の小野寺所長から道の駅の沿革をはじめ,出荷者と協力したエコファーマー認証農産物の販売推進に向けての取組み等の説明を受けた後,施設内を見学しました。参加者からは,「経営者や出荷者の熱意を感じた」,「今日学んだことを地域の直売所や道の駅にも伝え,活かしたい」との感想が聞かれました。
続いて視察した「白瓜会」では,加工施設を見学しながら意見交換しました。加工原料の野菜類は全て自給しており,会員3名が30年間互いに切磋琢磨しながら加工・販売を続けているとの話を聞き,そのエネルギッシュさに驚きの声が挙がりました。参加者の中には4Hクラブ員時代に共に活動していた方もおり,久々の再会を喜んでいました。
今回の視察で参加者が見聞きし学んだことは,今後それぞれの地域へ戻ってから会員等に伝達されます。栗原農業改良普及センターでは,今後も女性農業者の取り組みや農村地域の振興に向けた支援を続けてゆきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9437/FAX:0228-22-5795・6144

  


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蔵王町向山上地区で鳥獣被害の集落点検を行いました

2019年09月09日 15時49分52秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

  平成30年度集落ぐるみの鳥獣被害対策モデル事業として,集落ぐるみによる鳥獣被害軽減対策に取り組んだ蔵王町向山上地区(令和元年度普及センタープロジェクト課題)において,8月24日(土),被害対策を継続するため集落環境点検が行われ,地域の住民,関係機関等含めて25名の参加がありました。

 当地区は,昨年度,集落内に約3kmのワイヤーメッシュ柵を設置しており,集落環境点検は,関係者全員で柵設置後の被害状況の変化や柵周辺の管理状況を確認し,地域の課題を整理・再認識し,実情に応じた対策を選択・実施することを目的に実施しました。

 5班体制で農作物の被害状況,イノシシの侵入経路や隠れ場所,イノシシのエサとなる集落内の未収穫果実や農作物残渣等の確認を行い,得られた情報から点検マップを作成し,みんなで確認し合いました。その後,合同会社東北野生動物保護管理センターの研究員から,点検結果を踏まえた対策のポイントと周辺地域への波及方法についてアドバイスをいただきました。

  イノシシの被害は年々拡大する傾向にあり,対策が急がれていることから,当地区の活動を関係機関と情報共有することで,効果的な対策ができるよう支援していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班       

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

 


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気仙沼・本吉地域の園芸特産振興プロジェクト会議

2019年08月14日 10時34分24秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

  7月31日(水),気仙沼農業改良普及センターにて,気仙沼・本吉地域農林振興推進協議会の園芸特産振興プロジェクト会議を開催し,関係機関のチーム員12人が参集して本年度の取組について話し合いを行いました。

  本協議会は,気仙沼管内の県地方振興事務所,市町,JA等の関係機関で構成しており,当地区の課題解決に向けて,園芸振興や耕作放棄地対策などのテーマを設け,担当者レベルのプロジェクト活動を行っています。

  園芸特産振興プロジェクトでは,当管内のいちごやねぎ,春告げやさいなどの生産振興やPR活動を行っています。本年度は直売会やセミナーの開催,市町の産業祭り参加などを予定しており,気仙沼・本吉地域の園芸振興に向けて取り組んでいます。

【写真】プロジェクトの一環で開催した県合庁での臨時直売会

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター 

                  地域農業班  TEL:0226-25-8068  FAX:0226-22-1606


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(株)はなやか 伊藤惠子代表取締役 黄綬褒章受章!

2019年08月09日 10時46分25秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 (株)はなやか 代表取締役 伊藤惠子氏が「春の褒章」で黄綬褒章を受章しました(発令は5月21日)。これを受け7月4日に県農政部 佐藤夏人部長に受賞の報告をいたしました。また,7月9日には美里町 相澤清一町長,北部地方振興事務所 小野和宏所長をそれぞれ訪問し受賞の報告をいたしました。
 相澤町長,佐藤農政部長,小野所長から,ご受章の栄誉に輝かれましたことを賞賛され,第一線で活躍されていることを労った敬意と感謝の言葉を頂きました。
 黄綬褒章は,「第一線で業務に精励している者で、他の模範となるような技術や事績を有する者」が親授し,農業において同褒章を親授したのは本県初です。

                       

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  地域指導班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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