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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

トウキ栽培・利用検討会開催

2019年08月07日 14時49分08秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和元年7月30日,気仙沼農業改良普及センターでは,南三陸町入谷地区童子下集落において,中山間地域の特産品目の定着を目的とした「トウキ栽培・利用検討会」を開催し,13人の参加がありました。  講師には,全国的にも薬用植物研究の第一人者である大阪大学名誉教授の草野源次郎氏を招きました。  

 会場の入谷地区童子下集落では,平成24年から薬用作物「トウキ(当帰)」を栽培する農業者があり,また昨年から料理等にも利用され始め,地域内での認知や生産が広がりつつあります。  

 検討会では,参加者全員でほ場を見学し,生産者から導入の経緯や生産概要について説明を受けました。講師の草野教授からは,トウキの来歴や効能のほか,漢方以外の利用方法など幅広い内容の講演をいただきました。参加者からトウキ以外の薬用作物も含めて,多くの質問が寄せられ関心の高さが感じられました。  今後も普及センターでは,地域特産品目の定着に向けた支援を行ってまいります。

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班  

      TEL:0226-25-8068  FAX:0226-22-1606


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「令和元年度栗原市農業女性のつどい」が開催されました!

2019年07月25日 08時59分14秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

令和元年7月19日(金)に,栗原市生活研究グループ連絡協議会主催の「令和元年度栗原市農業女性のつどい」が栗原合同庁舎で開催され,会員等約60人が参加しました。
「栗原市農業女性のつどい」は,研修会等を通して協議会会員の農村生活に関する知識や活動意欲の向上を図るとともに,会員同士のコミュニケーションを深めるために開催しています。
今回の研修会のテーマは食育で,雪印メグミルク株式会社の食育プログラム「チーズを美味しく楽しむ会」を通して,地域食に乳製品を取り入れた食の広がりを学びました。講話では牛乳・乳製品の栄養成分や効果的な食べ方,チーズの歴史や製造・保存方法などを学びました。講話に続いて,9種類のチーズをいろいろな食材と合わせて試食しました。参加者からは,「早速食卓にチーズを取り入れたい」,「カルシウム等,牛乳・乳製品の栄養価について勉強になった」との感想が聞かれました。
栗原市生活研究グループ連絡協議会会員の中には,農産加工・販売や食育に関する活動等を通して農村地域を盛り上げている方が多くおられます。栗原農業改良普及センターでは,食文化や伝統を活かした農村地域の一層の活性化に向けて,今後も同協議会の活動を支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9437   FAX:0228-22-5795・6144


講話に熱心に聞き入る会員


試食した9種類のチーズ


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「地元産花きを活用した寄せ植え研修会」を開催しました

2019年07月24日 09時04分02秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和元年7月3日に,大崎市池月地区公民館で「あ・ら・伊達な道の駅花卉部会」を対象に「地元産花きを活用した寄せ植え研修会」を(株)池月道の駅との共催で開催しました。  研修会は,部会員が地元産花きを活用した商品加工技術の習得を目的として行い,大崎市鹿島台の遠山千樹園代表遠山忍氏を講師に迎え,春夏花苗を使った寄せ植えの実演を行いました。参加者は,実演を見ながら和気あいあいと製作に励み,参加者全員が作品を完成させることができました。参加した方々からできあがった作品を見て,「早速,自分で取り組んでみたい」といった意見がありました。  その後,今年の秋の出荷に向けて,ハボタン栽培について,普及センターから説明を行いました。また,道の駅からは,11月にハボタンを中心とした花の展示等を提案し,花卉部会員にハボタン栽培を呼びかけました。  普及センターでは今後も,あ・ら・伊達な道の駅花卉部会の花きの生産安定と消費拡大に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班  TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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「花山ルビィふさすぐり援農ボランティア」を開催しました!

2019年07月16日 14時08分23秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和元年6月29日(土)と7月6日(土)に,普及センタープロジェクト課題「中山間地域における小果樹類の生産性向上及び新商品開発」の一環として「花山ルビィふさすぐり援農ボランティア」を開催しました。「花山ルビィふさすぐり」とは,花山で育ったふさすぐりの果実を赤く可愛らしい宝石に見立てて名付けました。花山地区では30年以上前からふさすぐりが栽培されてきましたが,高齢化等により収穫労力の不足が課題になっています。
 今回,収穫の労力不足を補うためボランティアを募集したところ,栗原市内外から2日間延べ12人の方に参加協力いただきました。1回目(6月29日)は荒天のためほ場に入ることはできず,屋内で,事前に採取した実付きの枝からの収穫と生果出荷用のパック詰め作業を手伝っていただきました。2回目(7月6日)はほ場で収穫作業を行い,果実の洗浄から加工用の袋詰めまでを手伝っていただきました。2日間で合計約8.5kgのふさすぐりを収穫していただきました。
 作業終了後には,ふさすぐりがどのように利用されているかや魅力をさらに知っていただくため,ボランティアの皆様には,栗原市内の洋菓子店に作製をお願いした,花山のふさすぐりを使ったケーキを贈呈しました。
 ふさすぐりは小さく繊細な果実で収穫は全て手作業のため,参加者から「作業が大変だということが分かった」との声も聞かれ,消費者の手に届くまでの生産者の苦労等を実感していただきました。
 普及センターでは,今後も中山間地域の活性化を目指して地域の特産物をテーマにした様々な取組を検討していきます。

 
収穫作業(1回目)                    パック詰め作業(1回目)
 
収穫作業(2回目)                    調整作業(2回目)

ふさすぐりの樹と赤く熟した果実

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-5795・6144


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「花山ルビィふさすぐり援農バスツアー」を開催しました!

2019年06月28日 15時32分29秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和元年6月22日(土)に,普及センタープロジェクト課題「中山間地域における小果樹類の生産性向上及び新商品開発」の一環として「花山ルビィふさすぐり援農バスツアー」を開催しました。「花山ルビィふさすぐり」とは,花山で育ったふさすぐりの果実を赤く可愛らしい宝石に見立てて名付けました。
 このツアーでは仙台駅発着のバスを走らせ,栗原市花山地区で,仙台市等在住の10~60代一般男性・女性24人に小果樹ふさすぐりの収穫を応援していただきました。
 花山地区では30年以上前からふさすぐりが栽培されてきましたが,高齢化等により収穫労力の不足が課題になっています。このツアーは,都市住民の方々にふさすぐりの収穫を応援してもらうと同時に,ふさすぐりや花山地域を知ってもらうために開催しました。
 午前中はあいにくの雨でほ場に入ることはできませんでしたが,屋内で,事前に採取した実付きの枝からの収穫とパック詰め作業を手伝っていただきました。収穫したふさすぐりは合計約12kgで,200gパック詰めで約60個になりました。
 午後は仙台市内の有名洋菓子店ルイ・ドゥ・レトワールのオーナーパティシエを講師に,ふさすぐりを使ったケーキ作り教室を行いました。参加者は,自ら収穫したふさすぐりや栗原産の果物等を使って思い思いにトッピングしたフルーツタルトを作り,試食の場では美味しそうにほおばっていました。
 参加者からは「雨のためほ場で収穫作業ができなかったのが残念」という声が多く,地域を応援したいという思いで参加した方が多く見受けられました。ツアー全体を通して,「ふさすぐりを知ることができた」,「また参加したい」という感想を持たれた方が多く,ふさすぐりの認知度アップと同時に大変好評をいただきました。
 普及センターでは,今後も中山間地域の活性化を目指して地域の特産物をテーマにした様々な取組を検討していきます。
 
ふさすぐり収穫応援             収穫したふさすぐりをパック詰め

 
ふさすぐりを使ったケーキ作り教室    ふさすぐりを使ったフルーツタルト


ふさすぐりの果実

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-5795・6144


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いちご栽培の勘どころをつかめ! ~みやぎ農業未来塾(1回目)~

2019年06月27日 10時08分35秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

令和元年6月25日(火),管内でいちごを栽培する新規就農者を対象に,亘理町内のいちご育苗ハウスを会場にして研修会を開催しました。この研修会は技術の習得と新規就農者同士の横のつながりを作ることを目的としたものです。

会場では「ナイアガラ育苗」「ポット受け育苗」「天敵を使った害虫防除」を視察し,育苗だけでなくいちご栽培の全般について,温度や水の管理,病害虫の防除まで幅広く意見交換が行われました。

また,会場にはJA青年部のメンバーが立ち寄り,いちご栽培における勘どころを伝授する様子も見られました。省力化のために活着済みの苗を購入している参加者からは,「コスト低減のために苗を作ることも考えてみたい」との意見がありました。

次回は本圃での天敵を使った害虫防除を中心に研修会を計画しています。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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とうもろこしの定植を手伝って!~津山町沢田地区の援農ボランティア活動~

2019年06月20日 19時36分44秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

津山町沢田地区は,登米市南東部に位置する中山間地域で、兼業農家が多く,土日を中心とした休日に,地域内で連携して農作業に取り組んでいます。

眼下に広がる段々畑に,特産のとうもろこし「味来」を定植する,援農ボランティアを募集し,都市との交流による中山間地域の活性化に向けた取り組みを行いました。

仙台等からの一般の人13人,地元の人15人、関係者8人が参加し,トラクターなどの農作業機械を使った畑の準備からスタートし,施肥畝たて同時マルチ管理機作業,とうもろこし苗の植え付けなどを行いました。また,さつまいもの苗の定植や鳥獣害対策のネット張りも行いました。

当日は,天候に恵まれ,暑い中の作業となりましたが,みなさん休憩時間もそこそこに,地元参加者の指導を受けながら,午後3時まで熱心に作業に取り組みました。

 今後は,とうもろこしやさつまいもの収穫など2回程度の交流活動を予定しており、新たな参加者の募集や援農ボランティア活動の内容充実を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
 〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
 電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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石巻地域生活研究グループ連絡協議会で豆腐づくり講習会を開催しました

2019年06月13日 14時05分18秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和元年6月6日に石巻地域生活研究グループ連絡協議会が,くらしの講座として,豆腐づくりの講習会を開催し,16名の会員が参加しました。参加者は,率先して作業に取り組み協力しながら豆腐づくりを行いました。昼食では,手作りの豆腐だけでなく,会員が持ち寄った筍ご飯やワカメサラダ,デザートが振る舞われ,参加者はそれぞれの料理を味わいながら交流を深めていました。参加者からは,『自分の手で作ったものはより美味しい』といった声に加え,『豆腐は買えば安いけど手作りとなると手順が複雑で意外と大変だ』という声が聞かれ,美味しく食事を頂くと同時に食のありがたみを感じる実りのある講習会になったようでした。普及センターでは,今後も生活研究グループの活動について,継続的に支援を行っていきます。


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石巻地域生活研究グループ連絡協議会が販売研修会を開催しました

2019年05月27日 13時22分24秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 石巻地域生活研究グループ連絡協議会では,加工技術の研鑽や情報交換,食育活動を目的として意欲的な活動を行っており,今回はその一つとして東部地方振興事務所1階ロビーで販売研修会を行いました。

 当日は5名が研修会に参加し,自慢の野菜や牡蠣のソースを販売しました。

 昨年度,協議会の一員であるはまなす会(長面浦の牡蠣の養殖業者のおかみさんのグループ)では,県および関連機関の支援により商品開発を行い,会の有志により「牡蠣のソース バーニャカウダ風」を3月14日から販売を始めました。今回は,「牡蠣のソース バーニャカウダ風」について,ソースを引き立てる野菜や料理のレシピなどを説明し,試食を交えながら販売を行いました。

 みやぎ水産の日による海産物の販売会に合わせた販売研修会は盛況に終わり,参加者の間で次回に向けて野菜の作付けやPR方法について意見を交換し合う有意義な販売研修会となりました。

 協議会では,今後も12月まで,みやぎ水産の日に合わせて毎月一回,第三水曜日に販売研修会を行います。

 普及センターでは,女性農業者の起業や交流,食育活動について支援しており,今後も女性農業者向け研修会の開催等を行います。

 <連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班   TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

 

   


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地域特産品を目指し,薬用作物「トウキ」の栽培開始

2019年05月22日 11時40分50秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

  南三陸町入谷地区では,中山間地域に適した特産品の定着を目指し,漢方薬として用いられる薬用作物「トウキ」の栽培が今年も開始されました。通常「トウキ」は育苗に1年,本畑で1年の計2年を要する作物です。

  入谷地区では,除草労力の軽減と土壌水分の安定を目的に黒マルチを利用し,千葉大学の協力によりセルトレイで育苗された苗を移植することで,1年で慣行とほぼ同等の収量を得られる栽培体系で栽培してます。

 栽培者である「株式会社南三陸農工房」では,11月の収穫に向け適切な栽培管理を行いながら当地区での適性等の検討を進めていくこととしています。                                                                                                                                                     

 普及センターでは,今後も地域の特産品づくりを支援していきます。

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター   地域農業班  TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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