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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

ササニシキ復活プロジェクトの講習会が開催されました

2025年07月08日 15時26分06秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

令和7年6月27日に宮城白石産ササニシキ復活プロジェクト(以下、「ササプロ」とする。)の講習会が開催されました。午前はササプロの栽培者8人の各ほ場を巡回して水稲の生育及び管理状況等を確認し、午後は良質米生産に向けた講習が行われました。

現地巡回では、各ほ場の生育状況や病虫害等の状況把握を行い、各ほ場の生育状況に合わせた今後の管理について説明しました。目立った病虫害や雑草は確認できませんでしたが、田植え時期の早晩が影響し、各ほ場の生育ステージ差が大きかったので、生育に合わせて中干し時期などを決めていく必要がありました。

午後には、大河原農業改良普及センターから稲作情報(大河原普及センター発行)による水稲生育状況と中干し、斑点米カメムシ防除等の管理について説明し、併せて、たい肥の活用に関する情報提供を行いました。参加者からは、カメムシ防除時期についての質問があり、適期の確認を行いました。

今年も実り多い秋を迎えられるよう、生育状況を把握しながら情報提供を行い、栽培技術のサポートを行ってまいります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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JA新みやぎあさひなねぎ部会栽培講習会にあわせ若手生産者交流会を開催しました

2025年07月08日 14時20分23秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和7年6月19日にJA新みやぎあさひな統括営農センター主催のねぎの栽培講習会が開催され、ねぎ部会員23名が参加しました。

講師に、(株)渡辺採種場 瀬峰研究農場の研究員を迎え、「梅雨から夏にかけての栽培管理のポイント」をテーマに、病害虫防除や排水対策、高温期の管理の注意点などについて学びました。普及センターから、農薬危害防止と農作業中の熱中症予防について説明しました。

また、栽培講習会終了後に、普及センター主催で若手生産者の交流会を開催し、5名の生産者が参加して、自身の生産状況や課題等を発表し、活発に情報交換が行われました。

 普及センターでは、引き続き、若手生産者の栽培技術の向上とネットワークづくりを重点的に支援し、農業の担い手育成と産地の活性化に取り組んでいきます。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8410、FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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北浦梨部会がJRフルーツパーク仙台あらはまを視察

2025年07月08日 13時09分35秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 「北浦梨」は、美里町北浦地区で大正時代から栽培される特産品で、現在はJA新みやぎ北浦梨部会(35人)により、約10haで栽培されています。

 今回、部会員の栽培技術向上に向けて、7月2日にJRフルーツパーク仙台あらはまでの視察研修を開催し、部会員9人が参加しました。

 はじめに、仙台ターミナルビル株式会社 専門監柴田様よりご講義いただき、早期成園化と省力化を実現する技術であるジョイント栽培について学びました。

 その後、施設内の園地にて、V字型に仕立てられたジョイント栽培の様子を見学しました。研修に参加した部会員からは、枝の管理方法や必要な設備などについて積極的に質問が挙がり、ジョイント栽培への理解を深めました。また、近年の高温により日本なしの生育への影響が心配される中、注目される品種についての紹介もあり、参加者からは今後の栽培の参考にしたいとの声も聞かれるなど、大変有意義な視察研修となりました。

 

<問合せ先> 美里農業改良普及センター 先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225

 


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北浦梨の病害虫防除研修会が開催されました

2025年07月08日 11時48分45秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 美里町の「北浦梨」は大正時代から続く特産品で、県内有数の日本なし産地となっています。

 JA新みやぎ北浦梨部会(部会員35人)は、令和7年産の高品質な果実生産に向けて、5月15日に病害虫防除研修会を開催し、部会員等8人が参加しました。

 はじめに、普及センターから予備摘果の実施時期や残す果実の基準等の基本事項について説明し、果実の品質向上や安定した生産量の確保のため、改めて摘果作業の重要性を確認しました。  

 その後、注意すべき病害虫として、果実に吸汁害をもたらすカメムシ類について解説しました。近年の高温で発生回数が増えているため、防除暦に採用されている薬剤を散布し、産地での一斉同時防除が重要であることを説明しました。また、暑さで発生が助長されるハダニ類やニセナシサビダニに対しても注意を呼び掛けました。

 こうした、病害虫や摘果などの研修を通じて、今シーズンも安定した「北浦梨」の収穫生産が期待されます。

<問合せ先>美里農業改良普及センター 先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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