令和7年7月8日(火)、枝もの用クロマツの広域現地検討会が開催され、クロマツ生産者7名のほか関係機関が参加しました。会場の栗原地域は、令和4年にクロマツの栽培が始まり、今秋や来年に初出荷が予定されています。
検討会では参加者全員で各ほ場を回り、生長したクロマツの様子を確認しました。同じ生産者が同じ年に播種したクロマツでも、ほ場ごとの日当たりや土壌水分量等環境面の違いにより生育に差がみられました。生産者は、クロマツのどの枝が良品か、そうでないかの見極めを確認し、また、互いの栽培状況について情報交換しました。
ほ場確認の後はクロマツ栽培や出荷の疑問等について活発に意見交換したほか、今季の出荷に向けたスケジュールを確認しました。
普及センターでは、今後も枝もの用クロマツの安定生産に向けた支援を行います。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437 / FAX:0228-22-6144