シリーズ第一作目(既刊7冊)で、初出は1997年で、文庫化は2002年。ハチャメチャ添乗員大五は、一作目からハチャメチャぶりを発揮の大活躍。
ニューヨークのホテルではバックの盗難に遭う。一行の帰りの航空券や自分のパスポートが入っているので、大事件。
メキシコでは、ブラックリストに載っている I 氏二人による虐めに憤慨したり、200体ものミイラを前にしての彼らの様子が可笑しい。秘境ブータンでは、夜這いが普通という噺から、バーの女の子をターゲットに試みるも、軽く外されたり…
ベトナムでは可愛い現地ガイドに首っ丈、あげくの果て最後になってその彼女に日本人の婚約者が出現したりと、行く先々で、面白い事件や話題に事欠かない。
大五の行く先々、驚天動地の事件が待ち受けている。何とも楽しいシリーズだ。
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