mitumine 夢幻庵日記

夢うつつで過ごしている日々、趣味の絵・旅行・写真・ハイキング・読書などを写真を交えて気ままに記しています。

「異邦人達のパリ-1900-2005」を、国立新美術館で観てきた

2007-02-16 20:43:27 | 絵画展

20世紀初頭からパリで活躍した人達で、パリのポンピドー・センターに収蔵されている作品を展示したもの。

ピカソ、シャガール(上の写真-エッフェル塔の新郎新婦-本人と奥さんのベラを描いた)、藤田嗣司、ミロ、モディリアーニ、カンディンスキー等著名な人達と共に、荻須高徳、シャイム・スーティン、ニコラ・ド・スタール、今井俊満などの他、写真家のマン・レイ、アルメルト・ジャコメッティの彫刻など多彩な作品200点余りが展示されている。

そのうち、藤田の作品は初めて観たので、感動した。

ところで、この美術館(東京六本木)は、収蔵作品を持たないという。ということは、館主催の絵画展をするにしても、ほぼ貸美術館ということになる。これで、国立美術館といえるのだろうか。単に、国が作って運営している貸し美術展示館に過ぎないと思う

単なる貸し館に、3百数十億円も投じる必要があるのだろうか…

建物は黒川紀章設計で、曲面で構成したモダンなもので目を惹く。内部も搬入搬出、展示に工夫が凝らされていて良くできているようだ。

外観と内部

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 妻と、映画 「武士の一分」 ... | トップ | 岡崎大五 著 「添乗員奮戦... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mitumine)
2007-02-19 10:00:42
仰るとおりだと思います。
これだけの施設を造って、貸し館というのは、本当に勿体ないような気がします。もっとお金がかかってもいいから、いいものを集めて展示・研究して貰いたいものです。
返信する

コメントを投稿

絵画展」カテゴリの最新記事