この度の、保育料算定ミスにより多くの市民の皆様に大変な心労をお掛けした上、ご迷惑をおかけしています事、立場は違いますが、市長・教育長に成り代わりこの場でも深くお詫び申し上げます。
私が現状を把握しましたのは新聞記事掲載前日に、ある保護者から状況をお聞きしたのが初めてでした。お聞きした時は驚きと市民関係者の心労にいたたまれぬ思いと、当局の対応の不備について驚きを隠せませんでした。
その後、当局に状況を確認しましたので、現在分かっている範囲で皆様にお知らせしたいと思います。(議会への説明がありませんでしたので此方から問い合わせをしました)
① 作業の調整ミスでの算定間違いが発覚したのは、昨年9月。(議会へ報告有)
(算定根拠が所得税から住民税に変更になったことからシステムの入れ替え作業が発生し、その中で何らかのミスがあったようです。現在、確たる原因の説明がないことから原因究明を求めています。)
② 卒園されるまでに金額の確定をして早く保護者の皆様に知らせたいとの思いが先行し、配慮に欠けた対応をした。
時系列では、平成26年システムの入れ替え作業 → 27年制度改正、算定根拠が所得税から住民税に変更 この最中に何らかのミスが発生したようですが、未解明。
(参考:26年から幼保一体化計画が進行 当時の担当グループ正規職員1名・他嘱託・アルバイト)
当局が求めている返済については、
① 返済の期日は設けていない
② 延滞金は発生しない
③ 市民に理解を得る為に連絡等をとり誠意を持って対応する
と言うものです。
しかしながら、役所の説明に何か今一つ的を得る答えがありませんでしたので、調査をした上で原因究明し、市民に説明責任を果たすように伝えると共に、担当課職員正規2名、嘱託2名、アルバイト1名の職員だけでは対応に限度があり、市民に誠意ある対応が取れないことから、職員の増員も視野に入れ市民への対応をおろそかにしないように、西本教育長職務代行者兼教育企画部長兼こども未来部長に伝えたところです。
昨年9月時点での記者発表
http://www2.city.miki.lg.jp/miki.nsf/image/FA2680C06B57AE3D4925817600211C3B/$FILE/170904.pdf
3月27日記者発表
現時点ではまだ三木市ホームページに掲載されていません。
昨年9月の記者発表に合わせて保護者へ配布した資料
園を通じて配布されたようなので配布方法についても、熟慮するように求めました。
私は、この書き方から、後々に負担が発生するという認識に欠けると共に、改めて連絡と書かれていますが、期限が切っていないことから配慮に欠ける等の指摘と助言を行いました。
先日、支払い明細書と共に送付された文書です。
これらの文書は、部長までの決済を経て配布されています。