今日は何をしようかな?

いつの間にやら13年経ちました。
いろいろ忘れないように、書き留めておきます by nori    

怪しい彼女

2015年02月20日 15時13分08秒 | 映画のこと
今日は
一昨日のの日とはうって変わって暖かく、お仕事も一段落してノビノビとしています。

先日『私の期限は49日』を借りるついでにこちらも借りてきました。

『怪しい彼女』

あらすじ(Yahoo!映画よりコピペ)

70歳のマルスン(ナ・ムニ)は、向かうところ敵なしの口の悪さと頑固さで近所でも有名なおばあさんだった。国立大教授に出世した一人息子(ソン・ドンイル)を女手一つで育て上げたものの、アクの強い性格が災いし最近は嫁にも煙たがられる始末。ある日、彼女が写真館で遺影のつもりで写真を撮ると、不思議なことに20歳のころの自分(シム・ウンギョン)に戻っていた。

若い頃のマルスン(作中ではオ・ドゥリという名前)がとってもキュート
場面によって、若い頃の小林聡美さんに見えたり、井上真央さんに見えたりしました。
典型的な美人ではないのですが、若くても中身は70歳のおばあさんという役をとっても上手に演じています。
喋り方とか仕草とか絶妙で、「ロスに行けば」の最初のバージョンでの振付は笑いました

この映画の良さは、彼女が歌う韓国懐メロの場面で流れる映像と彼女の歌声。
歌がとってもお上手

バラード曲の「白い蝶」と「雨水」を歌う場面では、マルスンの若い日の苦労した半生が流れ、最初は『本当に口うるさい嫌なおばあさん』にしか見えなかったマルスンが、生きていく為にこのような性格になったんだろうな~と思わせます。
靴を買う場面なども含めて、今までは家族の為だけに生きてきて自分の事は二の次だった伏線が、後半の息子との場面で効いてます。
この最後のベタベタな所ところなのですが、1回目はもちろん、2回目に観た時も泣いちゃいました。
おばさんは涙もろいです

最後のステージで歌う「もう一度」は元気をくれます。

マルスンが青春写真館で写真を撮る時に初めて白粉をつけてお化粧すると、ちょっと八千草薫っぽくて意外。
この上品な雰囲気が本性で、演技によってあれだけ嫌なおばあさんを演じているのかもしれず、だとしたら凄いです。
コーヒーショップでの殴り合い、髪の毛のひっぱりあい(どうして韓国女性は喧嘩の時に相手の髪の毛を引き抜こうとするのか?)は迫力満天。
最後にオ・ドゥリの時、惹かれあったプロデューサーのハン・スンウ(イ・ジニク)を見かけた時の表情が好きです。
このプロデューサー役のイ・ジニクさん、羽鳥アナウンサーに似た感じのとぼけたハンサムさんですがちょっと線が弱いかな。

マルスンの家に奉公に来ていて、ずっと『お嬢様』に憧れてきたおじいちゃん役のパク氏が健気。
最後は・・・お楽しみです

ストーリー的にも破たんが無く、まあ、ありきたりと言えばありきたりなのですが、そういうことは関係なく面白くみました。
主役ののシム・ウンギョンさんの笑顔が可愛らしく、魅力に溢れたチャーミングな映画でした。

教訓:年寄りのいう事は聞きなさい



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