友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

紅葉の京都は人の波だった

2008年11月24日 18時47分23秒 | Weblog
 昨日は20人ほどの友だちと京都の紅葉を見に出かけた。もちろん、京都は自家用車で行くところではないので、チラシ広告のバスツアーに早々と申し込んでおいたおかげだ。近くの駅まで迎えに来て欲しいと交渉したけれど、それは出来ないということだった。それでもルート上の駅ならばいいというので、2つ目の駅から乗ることができた。バスセンターを午前8時では早すぎると考えての交渉だったけれど、結果的には近くの駅からの出発も午前7時30分だったからそんなに余裕があったわけではなかった。

 まあ、それでも2歳の赤ん坊もいるから、近いところから乗ることができたことは幸いだった。さて、高速道路に乗り込むやガイドさんが「今日はお天気もよく、人出も多いでしょうから人の波に飲み込まれないようにしてくださいね」と言う。その時は、多分そうであろうとは思ったが、それでもそんなに大げさには考えてもいなかった。確かに高速道路を走る車は多い。サービスエリアの女性用トイレは長蛇の列だ。京都に近づくにつれ、次第に車の量が増えてくる。大津インターで高速道路を降りたけれど、本線はもうすっかり大渋滞だった。

 私たちのコースは山科から九条へ入るものだったので、混雑しているものの順調に進んでいった。ホテルの日本料理店「たん熊」で、点心をいただく。これまでのバスツアーでは経験のない豪華な昼食だった。さて、ここからが紅葉を求めてのツアーが始まる。見学地が2箇所というのは賢明なコース選びだと感心したが、実際にこれ以上は無理だとわかった。最初に尋ねたのは紅葉の名所、東福寺の隣の泉涌寺でここは天皇家のお墓のある御寺。御座所からの眺める庭園は見応えのあるものだった(写真)。

 次に清水寺に向かったけれど、ホンのわずかな距離なのに車は全く動かない。バスが駐車場に着くまでに1時間以上もかかってしまった。そればかりではなかった。バスを降りて参道を仁王門へ向かう道が人また人で動かないのだ。これにはガイドさんも「初詣の時でもこれほどの混み具合ではなかった」とビックリしていた。「お金は返しますから、ここで解散に致します。これより自由時間としますので、皆さんでお好きなところへお出かけください」と言う。私は2歳の女の子と7歳の男の子とで参加した母娘組と一緒に、比較的空いていた茶碗坂から仁王門へと上がった。

 三重塔までは行けたけれど、その先は長い列が続き、清水の舞台までは行けそうにない。ここであきらめて、買い物に付き合うことにした。7歳の男の子がお土産を買いたいと言うので、「誰に買っていくの?」と聞いてみると、「ガイドさんと幹事さん」と言う。「えっ!どうして?」と不思議に思って聞いてみた。「お世話になっているから」と澄ました顔で答える。なるほどと感心し、「何を買うの?」と聞くと、「たこ焼き」と言う。「わかった、じゃあーたこ焼きを売っているところを探そう」と参道の土産物屋を見て回った。

 帰りもやはり混んでいて、バスを降りた時は午後8時を少し過ぎていた。心配したほど時間はかからなかった。仲間と中華飯店で夜食。紅葉はきれいだったし、天気も良く、いい旅だったと乾杯した。
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