友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

詐欺グループからの電話

2019年09月17日 18時38分22秒 | Weblog

 とうとう我が家にも電話がかかってきた。「警察署の生活安全課の長友ですが」と断って、私の名前と住所を確認する。「詐欺グループを捕らえたところ、あなたの個人情報が集められていたので、確認のために電話しています」と要件を告げる。「8割の人が銀行などのカードから引き出されています。お持ちのカードはどこの銀行ですか?」と、いくつかの銀行名を挙げる。

 我が家の電話機はかかってきた相手を表示するので、「非通知」と出れば受話器は取らない。警察署だというのに、「表示圏外」と出ていたのでそれを問うと、「特殊なケイタイからかけています」と答える。さらに、「詐欺被害を無くすため、財務省と提携して捜査しています」と前置きして、「カードを調ベている」と言う。

 「あなたのカードからお金が引き出されているかも知れない」と警察官や銀行員を名乗り、カードを受け取りに来る詐欺グループのことをニュースでやっていたが、なるほどこういう手口で来るのかと思った。「ご忠告、ありがとうございます。一度調べておきます」と言って電話を切ったが、相手は「奥さんのカードも調べた方がいいですよ」と言い、「カードを勝手に使われないように、こちらで引き出し出来ないようにしておきます」とまで言う。

 他人のカードを警察が止める?そんなことが出来るの?ますます怪しい。後日、警察官か銀行員を名乗って我が家にやって来るつもりなのだろう。電話の後、念のためにと思い、警察署に問い合わせてみた。「生活安全課に長友さんは見えますか?」と聞くと、「いない」と答える。「この管内で、そうした電話が多数かかっているので注意するように」と言う。

 帰って来たカミさんに詐欺グループから電話があったこと、そして近いうちに警察官か銀行員を名乗る人物が来るかも知れないが、「絶対に玄関ドアを開けないように」と伝える。声だけ聞くと、警察官のように不愛想ではなく、いかにも事件が起きている感じだった。もっと丁寧な口調の銀行員が来れば、信じてしまうかも知れない。

 「敬老の日」の次は、詐欺グループの登場なのか。全く油断のならない日本になったものだ。


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