友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

孫娘のひな祭り

2011年02月27日 12時09分50秒 | Weblog
 もうすぐ1歳8ヶ月になる孫娘のひな祭りをダンナの実家が計画してくださり、午後から出かけていくことになった。早いもので結構おしゃべりもする。「パパちゃん」と私を呼んでくれる。赤ちゃんは「ママ」と最初に発するのだと思い込んでいたが、「パパの方が言い易いのよ」と長女は言う。それではせっかくダンナが「ママよりも先にパパって言うんですよ」と喜んでいたのが台無しではないか。もうちょっと気遣いが欲しいが、本当に赤ちゃんは皆「パパ」の方が先なのだろうか。この孫娘だけの特徴ではないのか。

 先ほども孫娘から電話がかかってきた。無言電話なのでカミさんは切ってしまったが、再びかかってきて今度は「ママちゃん」と言う。カミさんが名前を呼ぶと「ハイ」と答える。「今日会えるよね」と続けると「ハイ」と言う。電話でもおしゃべりが出来るのでカミさんは大喜びだ。そこで、高1の孫娘の時におもちゃの電話を買ったのだから、この孫娘にも電話機がいいのではないかと思い立って、昨日おもちゃ屋さんへ行って来た。

 アメリカンスタイルのおもちゃ屋さんはまるでショッピングセンターのようで、どこに何があるのかよくわからない。店員さんに「おもちゃの電話はどこにありますか?」と尋ねたところ、「電話ですか?」と聞いて、「ケイタイしか置いてないんですが」と言う。「いや、プッシュボタンがついている卓上電話がいいんです」と念を押すと、「今はこういうものしかありませんよ」と売り場へ連れて行ってくれた。「こういう一般のものと、向こうにキャラクターものとあります」と言う。なるほどそうか、家に卓上電話がない時代だ。ほとんどの父親も母親もケイタイを持っているのだから、おもちゃの電話機もケイタイなのが当然だろう。

 赤子の発育は本当に早い。上の孫娘はおっとりしていたけれど、この子は覚えも早いし動きも早い。この子の母親である長女をカミさんのお父さんは「天才だぞ!」と言っていたけれど、子どもはみんな不思議なくらいの能力を持っている。特に自分の子や孫になると、目茶目茶ひいき目で見てしまうようだ。孫の発する言葉の一つひとつに「凄い!」と感動してしまう。思いがけない仕草や行動に「本当に凄い!」と驚嘆してしまう。だから子はかすがいであり、家族の和と輪の中心になる。

 2歳から3歳にかけては急激的に成長をする。そして自分と社会(この時はまだ自分を取り巻く周りに過ぎないが)を認識するようになると、だんだん発する言葉も違ってくる。大人が喜ぶような言葉ばかりでなく、嫌な言葉も使うようになる。成長している証拠なのだが、時には腹が立つような言葉も平気で発するようになる。でも、対立があるから自分を意識できるのだと思う。叱られれば、なぜいやな目に遭うのかを認識する。褒められれば、自然とそれが長所になっていく。

 孫娘の成長を楽しみに、今日は話が盛り上がるだろう。お酒もすすむことだろう。行事は大人たちのよきおつまみなのだと思う。

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