孫娘が10月25日に生んだ曾孫を連れて遊びに来た。1カ月ほど実家にいて帰る時に比べると随分と大きくなっている。我が家は女の子ばかりだったから、曾孫が男の子で嬉しいのに、どう扱ったらよいのか戸惑ってしまう。
ところが家に迎え入れてみると、心配など全く無用だった。孫娘はすっかりお母さんになっていた。孫娘は小さい時からマンションの向かいの部屋で暮らしていた。母親が看護師だから夜勤もあり、昼間の時間は我が家で過ごすことが多かった。中学の頃、私ひとりでは入れないモスバーガーへ孫娘を誘って出かけていた。
孫娘は母親の姿を見ていたから、「看護師にはなりたくない」と言っていたのに、いつの間にか母親と同じ道へ進んでいた。子ども好きだから小児科は合っているが、今日の曾孫の抱き方を見ていても堂々たるものだ。
私が曾孫に話し掛けたり、抱っこしてやると、どういう訳かよく笑う。まだ、どこまで分かっているのか知らないが、余りにも嬉しそうな表情をするので、カミさんが「あなたの声がいいのかな。次女のところの娘も、あなたに抱かれるとよく笑ったものね」と嫉妬する。
孫娘はジジババの家が、実家とも違ってくつろげるのか、よく話し、よく笑い、リラックスできたようだ。気を遣わなくてもいい場所があることで、一息出来たのだろう。私たちにとっても、曾孫の笑顔は宝物を与えられたようだった。私は土産と孫娘の大きなカバンを持って、駐車場まで送って行った。
今度はいつ会えるのだろう。子育ての時は全く余裕が無かったが、孫の時はちょっと客観的にみられるようになった。曾孫は更に、私たちの方が癒される。こうして人間は順繰りに子育てをしてきたのだろう。風邪引かすなよ!
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