友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

どこまでが私たちの仕事なのか

2020年02月16日 17時38分02秒 | Weblog

 朝から雨降り。昨日は天気に恵まれたので、井戸の作業が進んだ。そう言っても、これまで私たちがやって来た作業とは違っていて、どこまでが私たちの仕事なのかと考えさせられた。これまでは井戸を掘り、ブロックを積み上げて手押しポンプの台を作り、手押しポンプを設置し吸管とを接続して完成だった。

 マンションの防災委員会からは、井戸は2本掘り、1本は手押しポンプを取り付け、残る1本はエンジンポンプで汲み上げられるようにとの要請だった。昨日は、井戸の周りをブロックで囲み、その中はコンクリートの床にするので、ブロックの土台作りをすると言う。私たちはそんな技術も経験もないので、手伝いくらいしかできなかった。

 そんな訳で、重労働の割には仕事は捗らなかった。自分たちが住んでいるマンションの防災設備である。キレイに仕上がるならやりがいもある。今日は雨降りで作業はできないから、次にみんなが揃う日まで延期となった。昨日、作業をしていたら、放課後子ども教室の子が「センセイ」と呼びかけてくれた。「ここに手押しポンプを取り付けるから、また見に来てね」と話す。

 子どもたちは手押しポンプに触れたことがないから、興味津々だ。水を汲み出していた時も、興味深そうに見ていた子に、「その水に触ってみて」と言うと、恐る恐る手を伸ばして、「あったかい」と声を上げた。どうして地下から水が出てくるのか、またいつかの機会に話してやろうと思う。

 科学の力はどんどん合理化を進めた。おかげで人間は快適な暮らし、つまり重労働から解放された。そのおかげなのかは定かではないが、COVID-19のような新型ウイルスに襲われれあたふたしている。進歩はいつも新しい闇を創り出すようだ。


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