友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

気分は真っ暗だ

2009年10月15日 21時54分12秒 | Weblog
 またまた不成功で、ガックリしている。この地域での井戸掘りの依頼だったから、まず水は出るだろうと思っていた。ところがいざ始めていると、2メートル半ほどの浅いところで、先端が小石にぶつかるような感じがする。塩ビ管が引き締まって全く動かなくなってしまい、結局3箇所掘ってもどれも不成功だった。その中の1本は掘り進めた塩ビ管を引き上げることも出来なかった。

 「こういうこともあるさ」と自嘲的に言う仲間もいるが、こんなに度々不成功が続くとやはりやりきれない気分になる。そこに加えて、今日の井戸掘りを仲介してくれた奥さんからの電話で、さらに落ち込んでしまった。「水が出なかった時はお金は要らないわよ」と相手に話してある。それなのにお金をもらったのでは私の立場がないというものだった。仕事を紹介してくださったことには感謝している。けれども、お金のやり取りまで口出されるのはいかがなものかと、担当の私としては気分が悪い。

 私たちが仕事を終えて後片付けをしていると、依頼主の奥さんが「お支払いしたいのですが」と言われる。「水が出なかったのにいただくことはできません」と言うと、奥さんは「そういうわけにはいきません。こんなに一生懸命やっていただいたのだから、払わせてください」とまで言われる。「じゃあ、ご好意に甘えて、使った材料代だけお願いします。2万円ほどですがいいですか」とお願いした。奥さんは「そんな少ない金額ではダメ」と言い、「今、お金を持ってくるからちょっと待ってて」と家の中へ。すぐに出てきて「はい、これ」と4万円を出される。「多すぎます」と返そうとすると、「皆さんでお茶でも飲んでください。本当にご苦労様でした」と言われる。私は仲間に諮り、いただくことにした。

 以上の経過を話し、「決して奥さんの顔を汚すことにはならないと思います」と言うが、なかなか納得する様子がない。挙句の果てに、「お金は要らないと言ったのに、お金をもらってしまったのだから、私がお金を返せばいいかしら」とまで言う。これにはさすがの私も頭に来た。つい声が大きくなった。「あの、年上の方に失礼だから言ってはいけないと思っていましたけど、結局あなたが言っていることは自分のことだけじゃないですか。お金を返すことは私たちを侮辱することですよ」と怒鳴ってしまった。

 水が出ないことだけでもガッカリなのに、その上こんな失礼なことを言われて、気分は真っ暗だ。明日はガン検診である。ガンが怖いとは思わないが、出来ることなら長く痛みが続くことが無ければ、何でも来いという気分だ。年齢を重ねてきて、自分の健康にとても気を遣い、毎日ジョギングや水泳やストレッチを真面目に取り組んでいる仲間もいるけれど、私はできることなら一気にいきたいと願うばかりだ。これではダメかな。それにまだ、カッカッとなるようでは人間ができていないな。
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