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誠実で勤勉な日本人はどこへ行ってしまったのか

2018年06月18日 18時51分51秒 | Weblog

 今朝の地震には驚いた。我が家はマンションの上層階なので揺れが大きく時間も長い。ちょうど朝食の最中だったから、一瞬みんなに緊張が走った。慌ててはダメ、この揺れは前触れで、次にもっと大きな揺れが来るかも知れない。じっとしてしばらく待つ。次女が「テレビをつけて。NHKなら速報が出ている」と叫ぶ。7時58分、大阪北部で震度6弱の強い地震があった。このところ各地で地震が起きているが、何だかこの地方に近づいてきているような気がする。

 地震よりも驚いたのは、至学館大学が栄監督を解任したことだ。つい何日か前、谷岡学長は「学生たちが望んでいるので、監督に復帰させる」と笑顔で話していたのに、「全く反省できていない。このチームを率いるにはふさわしくない」と言う。「パワーのない人間にパワハラなどできるはずがない」と言い切っていた学長がである。レスリング協会がパワハラを認めた時点で、解任すべきだったのに、この時は続投させておいて、「反省できていない」とは支離滅裂な発言だ。

 日本大学も至学館大学も、何が問題でどう責任を取るのか分かっていない。私は谷岡学長を知っていただけに評価を誤った。栄監督の解任を発表するなら、当然ご自身も責任を取って学長を退くべきだろう。「パワハラはできない」と言い切り、「伊調さんは選手なんですか」と屈辱した罪は大きい。至学館大学の将来を考えるなら、速やかに学長を辞めるべきだと思う。

 問題が発生した後の、責任の取り方が日本人は甘いようだ。日本人は真面目でよく働き、努力を惜しまないという評価が最近は薄れてきている。先日も、日本で働く中国人が「このままでは日本はダメになってしまう」と言っていた。誠実で勤勉な日本人はどこへ行ってしまったのだろう。

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