友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

高校野球もリオ五輪も終わる

2016年08月21日 18時14分34秒 | Weblog

 高校野球の甲子園大会は作新学院が北海に勝った。リオ五輪も明日で終わる。暑い夏の熱い2週間だった。リオ五輪では、体操や柔道や水泳など話題の人が大活躍だった。伊調馨さんの4連覇、ウサイン・ボルト選手の3連覇など凄い記録が生まれた。銅メダルの卓球3人姉妹の涙、4連覇を逃した女子レスリングの吉田選手の涙、そして金メダルに輝いたバトミントン女子のダブルスの涙も印象深い。今朝のサッカー、主催国のブラジルが優勝して本当によかった。逆だったら暴動が起きていたかも知れない。

 熱心な観戦者だったカミさんは、「チームプレイが勝ちを呼んだオリンピックだったわね」と分析する。個人の能力はもちろんだが、個人の能力以上のものをチームプレイは引き出す。日本人の特性でもあり、教育の成果でもあるだろう。私もテレビで見ていて感動的な気持ちになる。ただ、スポーツは勝負の世界だから勝者がいれば必ず敗者がいる。勝者を素直に祝福してあげればよいのに、なんとなく敗者のことが気になってしまう。

 今朝、中学校の同級生から紹介してもらった石屋さんと故郷の寺で落ち合い、墓の状態を見てもらった。墓守をする人がいないことを告げると、「撤去する方がよいでしょう」と言う。そのためには勝手に出来ないから寺と相談する必要がある。日取りや費用のこともあり、まあ一歩一歩進める他ない。電話をくださった叔母にも墓を取り壊すことを伝えておく必要があると思い、叔母の家に寄った。通いなれた小学校の近くの大きな家だったが、辺りはすっかり変容していた。

 何となくこの辺りだったと思うところで偶然、若い親子が家の前にいたので訪ねてみた。やっぱりその目の先が叔母の家だった。チャイムを鳴らすと懐かしい叔母の声がした。墓は取り壊す予定だが、まず寺とよく相談する、そして取り壊すための儀式の時は連絡するので参加してください、そんなことを話した。「悪いね、あんたに押し付けて。私もそう長くないで、気になってしまってねえ」と叔母は言う。私もまた、残された家族が困らないようにけじめをしておきたかったので、「私で出来ることはさせてもらいますから」と答えた。終焉は必ずやってくる。

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