友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

頭がよくて優しい人がなる医者

2014年12月11日 18時06分07秒 | Weblog

 「今年はインフルエンザの流行が早い」とテレビで報道していると、「今から予防注射しても間に合うかしら」と慌てる人が多い。心配な人は注射してもらえばいい。医者に言えば、たいていのところが注射してくれるはずだ。「予防注射したら熱が出て寝込んだ」と言う人もいる。「死ななくてよかったじゃーないの」と私は茶化してやるが、予防接種で亡くなる人もいる。

 「ウイルスは何ものなのか、正体が分かっていない」と、物知りの先輩は言う。繁殖するからには生物だろうと、私はずーと思い込んでいた。医学はとても進歩したのに、ウイルスの正体を解明出来ていなかったのか。そういえば、風邪だって実際はよく分かっていないらしい。人の細胞から新しい細胞を作り出すことは出来ても、風邪の解明が出来ないのも不思議だ。

 私は「胃腸風邪」と診断されたが、お腹の調子は治ったのに、先週からよく咳が出る。水っぽい鼻水だったのが、鼻づまりになり、鼻で息が出来ないから口を開けていることになる。特に眠る時は鼻詰りでは呼吸が出来ないので、どうしても口呼吸になる。当然、喉はカサカサで咳が止まらなくなる。

 仙台から帰ると、鼻水は黄色くドロッとしたものに変わった。咳と共に痰も出るようになり、鼻水と同じ色をしている。身体が細菌なのかウイルスなのか、ともかく外敵と戦っている証拠だ。もう治りかけてきたはずだが、カミさんが「夜中の咳で眠れない。早く医者に行ってきて!」とうるさく言うので仕方なくかかりつけの医者のところへ出かけた。

 症状を話すと、「もう奥さんはかかっていますよ」と言い、「薬を出しておきますね」と嬉しそうな顔で看護師さんに薬を指示していた。家に帰ると案の定、カミさんは咳き込んでいた。それなのに、70歳で受けられる肺炎球菌ワクチンを接種してきたと言う。夕方になると熱は上がり、心配になって「もう一度病院へ行ってくる」と出かけて行った。

 予防注射とか定期健診とか、大事なことには違いないが、医者や薬剤会社が儲かり過ぎている。本当に必要な最低限の医療が絶対にあるはずなのに、医者と薬剤会社は厚生省と結託して新しい患者を作り出している。世の中で一番頭がよくて優しい人がなる医者は、正義とか博愛とかを身につけて欲しいけど無理なのか。

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