静かな選挙戦だと思っていたが、地方議会議員の選挙ほどではないけれど、いや結構まめに街宣車がやってくる。聞いていて驚いたのは、自民党の若い候補者は相手が民主党のベテラン候補者とあって、「政権交代ではなく、世代交代を!」と訴えていた。「税金の無駄遣いを断固としてなくさなくてはなりません」とも言っていた。「国会を変え、政治のあり方を変えていきましょう」というようなことも言っていた。自民党という前置きがなければ、民主党候補かと聞き間違えてしまう。
「民主党に政権が渡るようなことになれば混乱する」とか「実績のない民主党は政権運営が出来ない」とか「北朝鮮がミサイルを撃ち込んでくるかもしれない時に、国連決議にも従わないような政党に防衛を任せられますか」とか、民主党への批判はエスカレートしているけれど、「オオカミが来るぞ」のような、危機や恐怖を煽る言葉ばかりだ。自らの政策が正しいのであれば、なぜ正しいかを主張する方が説得力があるのではないだろうか。かつて野党に対して「反対のために反対している」と批判をしてきたが、劣勢の今はすでに野党になりきっているのだろうか。
どうやら今回の国政選挙は民主党が勝利し、政権交代が実現しそうだ。本当にそうなるのだろうか。そう思いながら、高校野球の決勝戦を見ていた。1回に中京が2点を先取し、やはりこの試合は中京の勝利かと思った。ところが2回、3回で文理が1点ずつ取り、同点となった。さすがに決勝戦だ。これは打ち合いの試合展開になりそうだ。しかし、中京の投手は打者としても活躍できたが、文理の投手はいい当たりをしたのに中京の外野手にこれ以上のプレーはないと思われるような好捕をされた。この辺の微妙な心理が投球に出たのだろうか。
10対4になって、もうこれで試合は決まったように思った。どうあがいてもこの差を埋めることは出来ないだろう。そう思った。9回の表、2アウトでボールカウントは2-3だ。あと1球で終りだと思った。それで、ちょっと目を離したところ、1点が入った。えっ、そんなことが起きるの?と思ってみていると、10対9までこぎつけた。何と言う粘りだろう。決して諦めない、凄いプレーだ。しかもカウントは2-3からが2回も続いた。守る中京も嫌な気持ちだっただろう。
優勝に輝いた中京の投手が、ヒーローインタビューで泣いていた。勝ってて嬉しかったけれど、それ以上に悔しかったのだろう。中京の選手は実によく戦った。そして文理の選手はもうダメだという気持ちにならないところが凄いと思う。「感激した」とメールが来たけれど、高校野球は本当に凄いなと思い。私は明日と明後日は長良川鵜飼いに出かけるので、ブログを休むが、高校生の我武者羅さはもうすっかりなくなっているな。
「民主党に政権が渡るようなことになれば混乱する」とか「実績のない民主党は政権運営が出来ない」とか「北朝鮮がミサイルを撃ち込んでくるかもしれない時に、国連決議にも従わないような政党に防衛を任せられますか」とか、民主党への批判はエスカレートしているけれど、「オオカミが来るぞ」のような、危機や恐怖を煽る言葉ばかりだ。自らの政策が正しいのであれば、なぜ正しいかを主張する方が説得力があるのではないだろうか。かつて野党に対して「反対のために反対している」と批判をしてきたが、劣勢の今はすでに野党になりきっているのだろうか。
どうやら今回の国政選挙は民主党が勝利し、政権交代が実現しそうだ。本当にそうなるのだろうか。そう思いながら、高校野球の決勝戦を見ていた。1回に中京が2点を先取し、やはりこの試合は中京の勝利かと思った。ところが2回、3回で文理が1点ずつ取り、同点となった。さすがに決勝戦だ。これは打ち合いの試合展開になりそうだ。しかし、中京の投手は打者としても活躍できたが、文理の投手はいい当たりをしたのに中京の外野手にこれ以上のプレーはないと思われるような好捕をされた。この辺の微妙な心理が投球に出たのだろうか。
10対4になって、もうこれで試合は決まったように思った。どうあがいてもこの差を埋めることは出来ないだろう。そう思った。9回の表、2アウトでボールカウントは2-3だ。あと1球で終りだと思った。それで、ちょっと目を離したところ、1点が入った。えっ、そんなことが起きるの?と思ってみていると、10対9までこぎつけた。何と言う粘りだろう。決して諦めない、凄いプレーだ。しかもカウントは2-3からが2回も続いた。守る中京も嫌な気持ちだっただろう。
優勝に輝いた中京の投手が、ヒーローインタビューで泣いていた。勝ってて嬉しかったけれど、それ以上に悔しかったのだろう。中京の選手は実によく戦った。そして文理の選手はもうダメだという気持ちにならないところが凄いと思う。「感激した」とメールが来たけれど、高校野球は本当に凄いなと思い。私は明日と明後日は長良川鵜飼いに出かけるので、ブログを休むが、高校生の我武者羅さはもうすっかりなくなっているな。